懊悩煩悩
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2003年11月09日(日) 超人紳士同盟

 捨てる神あれば拾う神あり、屈辱の電話のあとには最終面接。というわけで幾度目かの正直なるか、一週間後には社長さんとの面談が控えることになりました。というか昼寝し始めた直後に電話がかかってきたので、夢だったんじゃないかとオロオロしておるのが実情ですが…メモには何日何時に何処へ、と書いてあるのでおそらく夢ではないのでしょう。頑張ってきますよ。

 落ち着きのない日々の合間を縫って、知人と映画鑑賞。名作小説の主人公たちが一堂に会し、敵をやっつけるという実にアメリカ的な映画、リーグ・オブ・レジェンドです。(以下レビューですが物語の核心のネタばれはなしです)本国ではどうやら大コケだったらしいのですが、そこそこ楽しめる映画だったと思います。不勉強ゆえ、登場人物を把握しきれていませんでしたがあっという間の二時間。ショーン・コネリー演ずるアラン・クォーターメインの渋さに撃ち抜かれすぎてもうこの人ひとりでどんぶり五杯はいけるいける。指輪物語のアラゴルンを演じるはずだったらしい、スチュアート・タウンゼント扮するドリアン・グレイの妖しい魅力といったら〜全身からたらしオーラ出まくり。アラゴルンは「うさんくさい野伏」という設定かつ原作では80歳ということを考えるとやっぱりヴィゴ・モンテーセンでよかったかなと思います。タウンゼントは若いしね。ドリアン・グレイは訳あって不死身なので戦闘シーンの剣捌きがまた容赦ない。ガードする必要ないですから無表情で敵をバッサバッサと。マシンガンで撃たれても無問題。「海底二万里」のネモ船長役の方は非常に小柄で、それゆえか戦闘シーンの身のこなしが非常にシャープで、見ていて気持ちが良かった。と思ったらインド出身のベテラン俳優さんだそうで。透明人間スキナー、ジキルとハイド、トム・ソーヤーとそれぞれのキャラクターがくっきりと描き出され、見応えがありましたが何より「吸血鬼ドラキュラ」のミナ・ハーカー役のおねいさんに鼻血出そうなほどに興奮しまくりですよ。だからこういう綺麗なおねえさんに弱いんだってばよーと心の底で叫びながら見てました。まあラストは次回への引きなのかしら?という感じでしたが(アメコミが原作らしく、次は火星人(!)と闘うらしい)前述の通り、本国でダメだったら続編は無理だろうなぁ…ストーリーの作り込みがやや浅い点がネックなのかも。敵たる「ファントム」がもう少し魅力的に描かれていれば、また違った印象だったと思います。最初の方に「あっという間に終わった」と書きましたが、ネガティブに捉えるとすれば、わっと始まって終わってしまうというか、もう少しひとつひとつの場面を深いものにしてもよかったんじゃないかなと。自信を持って他の人にオススメ出来る映画ではないかもしれません…

 マトリックス・レボリューションズが公開されたのでそろそろ見に行きたいなあと言いつつ、必死にネタばれを見ないようネットを徘徊する時はドキドキヒヤヒヤもんの日々です。キル・ビルは非常に評価が分かれてるようで、ちょっと躊躇してしまいますね。しかも二部作か…ラスト・サムライは来月公開らしいですな。渡辺謙と真田広之なんてそんな反則まがいの出演陣、これを見に行かずして何を見に行けと。座頭市はバタバタしてる間に見逃してしまって残念。メールの返事も滞ったりして申し訳なく…こうやってタラタラ書くのとメールとでは心身的なものでちょっと違うというか。とりあえずアップローダーは削除しました。合間を見つけてボチボチと色々やっていきたいです。


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