懊悩煩悩
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2002年09月21日(土) 「ドラえもん」て一発変換出来ないうちのPC

 会期ギリギリで行ってきました、ドラえもん展。平日なのに意外と暇人が多いのか(自分もじゃん)結構人がいたり。いきなりどーんと待ち構えていたバカラのガラスで出来たドラえもんたちが愛しすぎる…!さすがバカラ。伊達にバカ高いグラス売ってませんねえ。いい仕事してました。あとどデカいドラえもんの時計。実用性はないけどあんなのが部屋にあったら楽しいだろうなあ。毎日家に帰ってくるのが楽しみになりそう。そして特殊仕様の漫画。こういうアイデアはいいなあと思いつつ、何よりその話のチョイスに拍手を送りたい。だって「きれいなジャイアン」ですよ?ホントにあれを初めて見たときのインパクトのデカさは忘れようにも忘れられないですよ。ジャイアンが、きれい…なんてことのない単語二つが助詞によって繋げられた瞬間、バズーカ砲をも越えてしまいそうな絶大なインパクト。(言い過ぎ)それがカラーで見られるんだからもう。色んな意味でたまりませんでした。

 あとドラえもんと電話で話ができるという機械は、さすが人工知能なだけあってものすごいあほたんでした(涙)悩み事を話してごらんと言いつつ全く人の話聞いちゃいねえ。折角マジメに相談したのにー!(相談したのかよ)言いかけたそばから勝手に「ふむふむ」とか「もうちょっと詳しく話して」とか「そりゃひどい」とか言うなぁ!こりゃもしかして子供向けのモノだったのかしら…?終わったあとものすごい虚無感に包まれたんですけど。

 まあ想定していたよりは作品数が少な目で、もうちょっと欲しいなという感は否めないのですがドラえもんに対する愛をひしひしと感じました。どなたかが書いてたコメントに、「ドラえもんは日本の文化の愛すべき部分だ」(うろ覚え…)みたいなのがあって、まさに至言だと思いました。たしかに、ドラえもんという存在、ドラえもんという漫画の世界は今はもうほとんど失われてしまった古き良き時代の素敵な部分が投影されているのだと。縁側のある風景、皆の絶好の遊び場たる空き地、ちょっと秘密めいた匂いのする裏山。鄙びてはいないけれど都会というわけでもない町に住む彼らの日常に在る、ドラえもんという非日常。けれどその非日常的存在は見事に日常へ融けこんでいる。一見危ういようでいてその実絶妙なバランスで成り立つ「ドラえもん」という漫画は、多くの人の夢をのせて今日も誰かの心をワクワクさせているのだと思います。


えもんかけ |MAIL

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