されど愛しき日々
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会社で、私の席の向かいは、 グループリーダーのDさん(女性)の席である。
Dさんが机の下になにやら箱を置いており、 彼女の不在時、何気にぽーんと蹴ってしまった。 「おお、やばやば」と机の下にもぐって 箱を直すと、箱に「美脚」という文字が。 ちゃんと箱書きを読む時間などなく、 あわてて机の下からはい出たが、美脚が頭から離れない。 脚が綺麗になる健康グッズか? 謎のマシーン? などと妄想を膨らませていると、Dさんが帰って来た。 「あの〜・・・下に美脚という箱が・・・」 とおそるおそる聞いてみると、 それはちょっと高い健康靴の箱だった。 な〜んだ・・・。ちょっとドキドキしてしまったわ。
後日、そんな箱のことなど忘れていたら、 朝、Dさんがにっこり笑って、 「まだ美脚の箱、下に置いとかしてね」 と言われてしまった。
そして、もちろん今も美脚の箱は机の下に居たりする。
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