されど愛しき日々
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2003年03月03日(月)

会社で、私の席の向かいは、
グループリーダーのDさん(女性)の席である。

Dさんが机の下になにやら箱を置いており、
彼女の不在時、何気にぽーんと蹴ってしまった。
「おお、やばやば」と机の下にもぐって
箱を直すと、箱に「美脚」という文字が。
ちゃんと箱書きを読む時間などなく、
あわてて机の下からはい出たが、美脚が頭から離れない。
脚が綺麗になる健康グッズか? 謎のマシーン?
などと妄想を膨らませていると、Dさんが帰って来た。
「あの〜・・・下に美脚という箱が・・・」
とおそるおそる聞いてみると、
それはちょっと高い健康靴の箱だった。
な〜んだ・・・。ちょっとドキドキしてしまったわ。

後日、そんな箱のことなど忘れていたら、
朝、Dさんがにっこり笑って、
「まだ美脚の箱、下に置いとかしてね」
と言われてしまった。

そして、もちろん今も美脚の箱は机の下に居たりする。






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