されど愛しき日々
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岐阜の実家から電話がかかってきた。 年末は何時にくるのーとかごちゃごちゃ話していると、 母の話声の後ろで変な音が聞こえる。 ガーガーという音。 「ねぇ、さっきから、それ何の音?」 母はちょっと嫌な顔をした。(ように感じた)
「・・・・ピピちゃんなの・・・。 カラスの真似をしてるみたいなの」
なんと!? ピピちゃん? あの、薄幸の美少年のおとなしくトロいピピちゃんが。 カラスの真似!・・・・似合わない。 電話口から聞こえるそれは、鳥の声っぽくなかった。 ・・・・ピピちゃんでも苦労(?)することはあるのね。 と、なんとなく母に親近感を持った私である。
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