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2006年08月19日(土) 舟下り

夕方お茶を飲みながら旦那助とテレビをみていると「人生の楽園」が始まった。



終わり行く土曜日という楽しい休日のこの時間、

この番組は、月曜から再びスタートする通勤地獄にちょっとため息を吐いてしまいたくなる世のサラリーマン達を一瞬、現実逃避させてくれる。



そして、

人生の後半部分で、みごと自分の夢を現実に塗り替えて行く登場人物たちに対し、
若干の嫉妬心を抱かせるというのもこの番組の特徴のように思える。



だからつい

「こんなケースは稀だよね。」

とか、

「金があるからできるんだよ。みんながみんなできるわけじゃねーよな。」

などと憎まれ口をたたきながらみてしまう人も多いのでは。




今日の番組内容は、

過去に放送された「国鉄職員だったのに舟下りの会社に出向を命ぜられ、そのまま船頭になった」男性のその後を追うという内容のものだった。

船頭の仕事は船をこぐだけではなく、乗客を楽しませるため民謡を歌い聞かせなければならず
その歌声をチェックしてもらうべく、事務所内で上司に指導を受けるなど見えないところで色々な苦労があるようだ。


「どーしよー、オレ船頭なんてできない。」

と、私の隣りでは旦那助が弱音を吐いていた。
そして、

「もし船頭にならなきゃいけない人生が待ち構えていたらどうしたらいいんだ。オレは舟下りはできないよ。でも腹下りならできる。」

と、弱気な発言ながらも最後にちょっと光明を見い出した様子もうかがえた。


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