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気づいたら年が明けていた。 今年は戌年と言うことで、犬好きの私にとってフォトショップでの年賀状作成にも力が入るところだったが、残念ながら喪中だった。12年後の戌年に期待しよう。
斉藤洋介にうり二つの村々さん(仮名)という、ちょっとお姉キャラな営業の人から昨年の11月に新車を購入した。 今日はその車の1ヶ月点検だった。平日なので私1人でディーラーに向かった。
カーナビのスタート画面には、村々さんの顔を設定しておいた。ディーラーの人たちを驚かせようと考えたいたずらだった。 村々さんの顔の画像にちょっとしたエフェクトをかけたりした。 文章ではうまく表現できないので顔文字で表現してみよう。
こんな感じだ。→Σ( ̄ロ ̄lll) ガビーン
こんな感じに編集された村々さんの画像に「もしや四駆信者ですなっ!?」 というセリフを追記。 (車を購入する際四駆を希望と村々さんに伝えたところ、村々さんに「四駆に甘んじててはいけなくてよ。四駆を信じすぎてはいけませんことよ。」…このようなことを言われたので。)
「整備の人が車のエンジンをかけたとき村々さんの顔がバーンと表示されたらびっくりするだろうなぁぁ。あはは。」
と、旦那助と私は1ヶ月点検を子供のように心待ちしていたのだった。
お店の扉をくぐると そんなこととは露知らず、新年と言うことで真っ赤なはっぴを着た村々さんがお出迎え。はっぴのせいだろうか、今日は特に斉藤洋介にそっくりだった。
「そうそう、奥様…、走行距離ってどのくらいですか?分かるかなぁぁ…(^-^;」
と村々さん。数字は苦手なのでテキトーな数字を言ってみたら
「…。ちょっとわたくしが確認してきますね。」
最初からこの人は旦那助のことは信用していたようだが、(数字に厳しく、そしてカタログを隅々まで把握し、村々さんに厳しく突っ込みをいれていたので) 妻の私のことはあまり信用していない様子だった。(商談中ずっとテーブルの上のお菓子の盛り合わせに気をとられていたので)
そんなことでカーナビのスタート画面を最初に目にするのは整備の人ではなく本人である村々さんだった。車のエンジンをかける村々さんの後ろで、私はドキドキしながら一部始終を見守っていたのだが、
なんと村々さんは走行距離のメーターに集中していたせいかあんなに大きな自分の画像にまったく気づかなかったのだった。
やーん、がっかりぃぃ。真っ赤なはっぴが目にしみるぜ…。
整備の人たちは気づいてくれただろうか。 苦労して作ったスタート画面なのに。
(新年早々、こんなことにエネルギーをつぎ込んでよかったのだろうか?)
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