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昨日は結婚式から帰るなり、お茶漬けを食べ、ビールを飲んでソファーで気絶した。 私が気絶している間旦那はせっせとアイロンをかけていた。
「そろそろ起きたら…。」
と言われ、一瞬目が覚めたのは夕方の6時。 その後の記憶がない。
「ふつちゃん、やばいよ、起きなさい。」
と言われ、次に目が覚めたのは夜の9時過ぎだった。 嫌嫌ながら起きると、洗濯物がきちんとたたまれ台所がピカピカに美しくなっていた。排水口のぬめりも取れていた。
「お風呂は?」
と聞かれたが無言で首を横に振った。 日中は着物を着て美しかったわたくしが、数時間後には不潔道まっしぐら。
昨日は生きているのか死んでいるのか分からなかった一日だった。 そんなだらしない状態で布団に入り眠ったのがいけなかったのだろう。 朝方おぞろじぃ夢をみた。 夢の中での私は逆ギレしてチンパンジーのように荒れていた。
どうして荒れたかというと、
夢の中で私はパソコンの講習会の仕事をしていた。 私がメインのインストラクタで、サブのインストラクタは実際N新田町の講習会でいつもサブをつとめてくれた「たえちゃん」という女性だった。
大昔、ワープロ教室でインストラクタをやっていた頃の記憶とごっちゃになった夢で、ワープロ専用機ならではの操作方法を説明していた。(なぜだ) それと、JISコードで文字を表示するという練習をしていた。ところがまったく文字が出せず、私はプロジェクターの前でうろたえていた。
講習会の時間配分もめちゃめちゃで、 休憩時間を取るのを忘れたりして受講者からはブーイングの嵐だった。
しまいには、私の講習会に不満を持った受講者達は勝手に部屋を退出するありさま。 全然ダメな自分を棚に上げ、私はブチっとキレてしまい、野生のチンパンジーのようにテキストをちぎって投げたり、ナゼか口に入れたりしていた。
次のシーンは、
「何か質問はありませんか?」
と聞く私に、なんと受講者全員が私をにらみつけながら手を挙げるではないか!! そこでもブチっとキレて、プリントなどをビリビリに破りばらまく私だった。 みかねたサブのたえちゃんが
「あ…では、1人ずつお聞きしますが、聞けなかった方に関しては休み時間にお受けしますので…。」
とフォローしてくれた。 すると、受講者全員突然笑みを浮かべ
「あの人はいい人だ。^^」
と、たえちゃんを絶賛していた。 ますます悔しがる私をたえちゃんは哀れむような目で見ていた。
目覚ましで目が覚めたときは、 本当に夢でよかったぁぁ〜と思った。 私の心の貧しさをズバリ見せ付けてくれた夢だった。
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