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2002年08月11日(日) 女子だけで飲む

夜、仕事仲間の女子たちと飲む。

早めに家を出発した私は、しばらく街をブラブラしていたが歩くのに疲れてしまい途中カフェで「大河の一滴」を読みながらお茶を飲む。
読んでいるうちに神妙な気分になる。

そうか、

私のまわりでガヤガヤ楽しそうにお茶している人々は地獄を生きているのかぁ。
みんな大河の一滴なのかぁ…。
私も大河の流れに身をゆだねる一滴なのかぁ。
いつか蒸発して雲になって再び雨となりまた一滴になるのかぁ。


うぅぅ〜ん。
人生っていったい…。




おっと!
大変!もうこんな時間である!!



慌てて本を閉じ店を出る。



なんとなく家にいる旦那に電話してみたくなる。
待ち合わせの場所へ向かう途中電話する。
かわいそうに、旦那。
今晩はダイエーの弁当を食べるそうだ。ごめんよ。



待ち合わせ場所にはすでに2人がいた。
おお!久しぶりぃぃ♪

ぺちゃぺちゃ話しをしている間にメンバーが揃ったのでお店へゴー。

ビールで乾杯。
最初は静かな雰囲気だったが、だんだん話しに花が咲きだしガハガハ笑いながらみんなで酒を飲んだ。
楽しかったなぁ。

地下鉄のホームでmikoさんとめちゃまさんと別れを惜しむ。

じゃぁねっ!

と言いながら軽くタッチしたつもりが
さすが剣道部出身の私である。

めちゃまさんの眼鏡をバシッと叩き落す私であった。
ごめんよ、めちゃまさん…。

「大丈夫、大丈夫」と言いつつも、めちゃまさんの顔には明らかに
( ̄□||||!!←このようにちびまるこちゃんでよく使用される縦線が入っていた。我慢強いめちゃまさんであった。


家に帰ると旦那が寝る準備をしていた。

「お帰りぃぃ」

と言いながら冷蔵庫から冷たい麦茶を持ってきてくれた。
優しい旦那である。(かわいくないところもあるが、やっぱり優しい方に分類されるだろう)

布団に入る旦那に向かい私は麦茶をあおりながら

「人間は大河の一滴に過ぎないんだよ」

とトクトクと説くのであった。(酔っ払いってホントに厄介な生き物である)


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