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2002年08月04日(日) 動物霊園に行く

今日は以前一緒に暮していた「アリス」という犬の命日であった。
実家の母と私ら夫婦の3人で動物霊園へ行く。
去年は父と母、それに妹と私ら夫婦の計5人で行ったのだが、今年は事情があり3人での行動であった。

お線香をあげると、だんだん天気が悪くなりぽつりぽつりと雨が降ってきた。

車に戻り、お昼ご飯を食べようと話し合う。


ちょっと車を走らせると、定義山という観光地があるのでそこまで行ってみた。
そこで名物の焼きおにぎりとそばのセットを食べる。そばの上には名物の油あげがのっている。

昼食を終えるとお土産を買う。

天気はちょっと曇りだし、時折雨も降るし、去年は父と妹も参加していたので今年はなんとなく寂しい雰囲気もあったが、それはいつもの母のおしゃべりで緩和された。

お土産売り場のいたるところで「仙台太郎」という人形が売られていたのだが、今日始めて知ったことがある。

太郎の着物の又部分からアレがもれて露出していることに…。
結構リアルな色であった。
恥ずかしさのあまり、その場でうつむく私であった。(←もちろんうそである)

太郎の人形を、ひっくり返したりおっくり返したりして、他になにか秘密がないか入念にチェックする私であった。(←これは本当である)

実家に戻ると父が待っていた。

今日もまた旦那に無理難題を突きつける父であった。(今日は電気関係の難題を突きつけていた)
でも結構2人仲がよいので私は放っておいた。

無理難題が解決されたようで、2人、爽やかにリビングへやってきた。
みんなで先日親戚から送られてきたスパークリングワインを飲み母の料理を食べる。


毎年行われるアリスの墓参り。

少しずつアリスが死んだ悲しみは癒されているが、それでもいつまでも家族の心にはあの日の記憶が深く刻まれている。
やはり、今でもあの日のことを思い出すと簡単に涙が出てしまう私である。

あの時、もっと自由におもちゃで遊ばせてあげればよかった…
あの時、もっと頭をなでてあげればよかった…
あの時、もっと早く異変に気づいてあげていればもしかして…

今でも色々なことが悔やまれる。
考えたらキリがないんだけれど。

母は毎日自分の枕元にお菓子と水を絶やさない。
それとアリスが欲しがっていたおもちゃをいつも枕元に置いている。
それはアリスのため。

アリスが死んで、もう何年も経つが
アリスは今でもちゃんと家族の一員である。

「あ、アリスにお水まだやってない!!」

と、母をてこずらせているのだから。


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