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先日、大好きなNHKのラジオをききながら家事をしていた。 (最近、テレビもラジオもNHKが一番好きだ。)
トーク番組のラジオだったのだが、その日のゲストは映画監督。 自分の姪にあたる少女を、大人になるまでずっとフィルムにおさめつづけたそうだ。それが映画化されるとのことである。 その少女とは、少し知的障害を持っているのだが、その少女が送る何気ない日々を撮りつづけたという。
その監督の話しの中でとても印象に残ったことがある。
手のかかる人(例えば介護を必要とする人とか小さい子供など)が身近にいるということは、それだけ豊かな毎日が送れるということだ…
そんなことをその監督は言っていた。 確かにそうだなぁと思った。
実際介護にあたっている人や子育て真っ最中の人からは、そんな流暢なことを言っている場合ではない!!と言われてしまいそうだが、私自身、自分の人生を振り返ってみると確かにそうかもしれないなぁと感じることがちょっとある。
当事者はそんなことを考える余裕はないのかもしれないが、 後になって振りかえってみると、手のかかる人にかかわっている時期というのは色んなことを考えたり色んなことを工夫したりしているものだ。
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