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2002年04月23日(火) |
再びスーパーマーケットを熱く語る |
以前スーパーの評論をしたことがあるのだが、久々にまたムラムラとスーパーについて語りたくなった。
私は昔ながらの匂いが残る町を散歩するのが大好きなのだが、そんな町にひっそりとたたずむスーパーがたまらなく好きだ。
数ヶ月前に訪ねたスーパもとても良かった。 店内はどのようになっていたかというと…
通常だとココには野菜や果物が置かれるのではと思われる冷ケースに缶ジュースが陳列していた。それも「やる気0%感」がビンビン伝わってくる並び方で、スカスカなのだ。コンビニであの在庫数だったら、恐らく1時間ともたないのでは。 そしてなんとその缶ジュースの顔ぶれの中に「ベルミーアメリカンコーヒー」があるではないか!!(ありそうで、なかなかお目にかかれないのである)
この店に限らず、私好みのスーパーの品物にはよく驚かされる。
これはずいぶん前の話なのだが、「サンシルク」というシャンプーがとても好きで(硬い髪用・やわらかい髪用・普通の髪用と、3タイプに分けて販売するというあの当時は画期的なものだった)小学生の身分でありながら「私は硬い髪用が合っていると思う」などとほざいていたものだ。
しばらくすると、どこのお店でも「サンシルク」を見かけなくなりとてもがっかりしたことを覚えている。
しかし! もうすっかりサンシルクのことを忘れてしまうぐらい時が流れたある日、 「サンシルク」と再会するのである。
そう、私好みの寂しいスーパーで…
(ああ、今サンシルクの香りを思い出してしまった)
シャンプーネタで思い出したのだが、昔「シャワランビューティー」というシャンプーがあった。ピンクレディーのCMだったはずだ。
子供の頃、友達の家にお泊りした時のことだった。
友達の家では「シャワランビューティー」を使っていた。 2人でお風呂に入っていた時、突然友達が言ったのだ。
「シャワランビューティーって美味しいんだよ」…と。
え、えぇえ〜!?
「飲もっと!」
彼女は躊躇することなくシャワランビューティーのボトルを口にもっていく。 そして、チュ〜っとうまそうに吸っているではないか!?
「甘ぁ〜い」
そんな感想も述べていた。
「ふつちゃんも飲んでみな」
と誘惑されたのだが、もちろんその当時から食いしん坊だった私は
「飲みたい!飲みたい!」
と興奮したものだ。 そして恐る恐る飲んでみるのだが、なな、なんと!! ホントに甘かったのである!! (よい子のみんなは真似しちゃぁダメだよ)
懐かしいシャンプーといえば、 ツブツブ(仁丹みたいな)が入っているシャンプーがあったはずだが名前が思い出せない。 あのツブツブをやっとのことでつまみ取り、手でつぶして匂いを嗅いだ人はたくさんいるはずだ。
…おっと、話がずいぶんとそれてしまった。
今、スーパーでは「お魚天国」をかけると売上が上がるという神話があるそうだが、ひねくれ者の私から言わせると、そんな神話で盛りあがっている今だからこそ別のBGMを流して欲しいものだ。
例えば「おサルのかごや」なんてどうだろうか。
「え〜っさ、え〜っさ、えっさほいサッサ♪」
魚とはあまり関係ないのだが、なんとなくこの軽快なリズムにのせられて、普段はちょっと悩んでしまいそうな高めの魚、例えば「銀たら」などをヒョイヒョイと買い物かごへ投入してしまうのではなかろうか。
それから「コロッケの歌」というものもあるそうだが、お惣菜コーナーではあえて「妖怪人間べム」を流してみてはどうだろうか?
なんとなく暗い気分になり、だるささえ感じてしまう。 そうなると夕飯のことを考えるのもイヤになるはずだ。 もうこれは手抜きしかないわ…。そう決心する。(無理矢理だ…) そうすれば、良心にさいなまれることなくスムーズにコロッケに手がのびるという、そんな図式が展開されはしないだろうか。(されないだろう)
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