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昨日の掃除モードがまだ続いている。
今日も朝食を済ませてからすぐに雑巾をにぎりしめ掃除にとりかかった。掃除機も隅々までかけた。
数日間掃除をさぼっていたトイレにも立ち向かって行った。 トイレの床には中途半端に細かくちぎれたトイレットペーパが散乱していた。(なんでトイレットペーパーってちびちびきれるのかな?安いの使ってるからかな?)
ごしごし便器をブラシでこすっていると、便器からの水しぶきが私の顔面を襲った。しかし猛烈掃除モードの今日の私には、そんなものなんでもなかった。 スリッパの裏もなめるようにきれいにフキフキした。
次はお風呂! いつも風呂掃除は旦那にまかせっきりだった。
超猛烈掃除モードの私は、全身素っ裸になりお風呂掃除に立ち向かった。 「来るならこいっ!」 とても人様にはお見せできないこの姿。 結婚してから○キロは太ったと思われるこの肉体の脂肪をプルプルさせながら床、壁、浴槽と、次々と戦いに挑んだ。 戦いの途中、 「もしここで滑って転んで死んでしまったら恥ずかしい。ドアにチェーンはかけっぱなしだし、救急隊員の人達は、きっとベランダから窓ガラスを割って入ってくるんだろうな。中年太りの体が横たわっていたら絵にならないじゃない。それも裸で」 と、突然不安が脳裏をかすめたが私はがんばった。
おかげさまで水まわりもきれいになったよ。 ああ、よかった。
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