友とは何か。愛とは何か。

MAD TIGERの
のも ...
〜〜  ヲ タ ク の 魂 1 0 0 ま で  〜〜


2006年07月07日(金) もうどうしようもない

多忙すぎて(ネットが)どうしようもない。
疲れきって触る気が中々おきない。
パソを弄るのにも、パワーが必要だったのだと痛感している今日このごろです。

ようやく、今週火曜日に3週間ぶりのマトモな休みがとれたが、休みなのに飲み会があり、梅酒ロック2杯とカクテルで嘔吐。
いやー、もうビックリですよ!「チャミスル ジュセヨ」でチャミスル割りをガンガン呑める
(鏡月でも可)MADがですよ、たったそんだけの投入で撃沈。
しかも食事を食べながら寝る始末。どんだけ疲れてたんだよ・・。

とにかく、うっすらと昇進しそうです。
全店舗で扱う商品を見分ける本部の議会に借り出されるという、大役を頂いた。
なにすんだかよくわからんけども。
やれることは全部やるぞ――!!金だ―――!!


で、ボーナスが出たんやけども。
はっきり言って、自分は今の立場の連中の中でボーナスがトップです。ウヒヒ。
理由:チームの仲間が頑張ってくれているから。←オイ
でもそれが本当に大きいよな、と思う。ダラダラ仕事してたら、売り上げなんかよくならないもんなぁ。
それを妬む、違う分野の同じ立場のキモい男がおるんですよ。
たまたま会ったら、ニヤニヤしながら「MADさんどうだった?」と聞いてきたから
本当にボーナスだとは思わず「なにがですか?」と聞き返したら、
「俺が聞きたいのは、あれに決まってんじゃん」と言われ、『こいつそんなに自分のアレの話が聞きたいのかなぁ』と
ちょっと本気で悩み、黙り込んでいたら「ボーナス出たらしいじゃん、だいぶ」と切り込んできた。
もう、その頭に『みんなの共通の話題はボ−ナス』という考えが固執しているのがキモい!!
「いやいや、自分まだ見てないんですよ」といったら、「嘘だ、だって明細配られてんでしょ」と言われた。
本当にその時は知らなかったから、
「配られてないですし、別に催促もしてませんけど」と言ったらすっげぇ不審そうに笑っていた。
てめーに教えたところで、なお更僻まれるだけだろ。

お金はねぇ、愛してあげればあげるほど、帰ってきてくれるんだ!
妬みの対象なんかにしてたら、お金に嫌われて一家全滅だ!あんた地獄に落ちるよ!


と言ってやりたい。細木数子風に。



今日は国際展示場のマニアック祭り「ISOT国際文具展」と「国際ブックフェア」に行ってきた。
これも仕事のひとつと思って、案の定休日返上でがんばる自分。
ブックフェアでは、洋書のたたき売りなどがあり、ドイツ語の本を買ってきたよ―――!!
完全に趣味にはしってるよ―――(笑)!!


で、「嫌われ松子の一生<上><下>/山田宗樹」を読んだ。
上下巻併せて読破にかかった時間、3時間半。鬼のような速さだった。
最近純文学ばっかり読んでるせいで、読みやすい文章をガーッと早く理解して読むことができるようになった。
新聞とかはまだ、専門用語とかが出ると考えなおさないといけないから、そこまで早く読めないけども。
現代小説ならガンガンに読める自信がついたわい。
で、感想を言いたい。ネタバレなし。

松子は幸せを求めて必死に奔走するがゆえに、流されて、結果全てが不幸に陥っている。
いわゆる判断力のないニブい女というのが『松子』の印象だ。
でも、その幸せを求める判断が間違っていると読者や視聴者が思っても、
彼女が「それがベスト」だと思ったからで、末路もその結果だからやり遂げた感は強い。
でも、泣いた。最後の2ページくらいでぼろぼろ泣いた。
後味が悪いのか、爽やかなのか、本当に判断が難しい作品だと思う。
あれを後味が悪いと評価する人が多いみたいだが、自分はあの文章の中に、松子の満足した笑顔が見えるような気がする。
映画も見たいなと思った作品。
★★★★☆←ほし、よっちゅ!(byマチャアキ)
理由:松子の運の悪さは許すにしても、判断の鈍さが理解できない部分がある。


で、「彼岸過迄/夏目漱石」を読んだ。
もうその題名の付け方が適当で素敵!!
「だいたい彼岸過迄連載するから、この題名にした」というアッパレな適当具合。
神経やられるほど神経質なのに、なにこのアバウトさは。
で、内容はというと、就職もせずにいる主人公敬太郎(大学卒業)が、
友人の須永の紹介で須永の叔父の田口に就職口を利いてもらう。
そこから、田口に翻弄され、もう1人の叔父松本に翻弄され、そして須永に翻弄され、田口の娘に翻弄され、
わけがわからなくなる敬太郎のお話。

感想をいいたい。
主人公が誰やら途中から解らなくなる自分語りが入りまくり。
えぇっ、これもう敬太郎の話じゃないじゃん、須永の話ばっかりジャン、という読者の気持ちをしっかり捉えたオチ。
お見事!!やっぱり夏目先生は偉大だなぁ。
★★★☆☆←ほし、みっちゅ!(byマチャアキ
理由:結局自分の頭では理解できない部分が少しだけあった。
また、波乱万丈の愛憎劇を求める自分には、少し物足りなかった。
自分探しをしている人にオススメ。


で、「AERAムック”漱石がわかる。”/朝日新聞社」を取り寄せて読んだ。
かって良かったマニアック本。あらゆる漱石の代表作の謎が、各論評者の視点で解かれている。
自分ではこう思っていたのに、そういう考えがあったのかという発見などはかなり面白い。
そして何より、自分の絶賛する「こころ」の「先生」と「私」の関係に同性愛的な部分があると誰もが
認めているということに驚いた。
★★★★★←ほし、いちゅちゅ!(byマチャアキ)
理由:永久保存版だから。最高だから。




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