2006年03月09日(木) |
ゲルマン魂 〜ジャーマンパワー〜<3> |
ダラダラ続くドイツ旅行記はまだまだ続く。
2006年2月4日(土) ドイツ西部 翌朝、ホテルで朝食。添乗員が気を利かせて(?)一人参加の若い女の子とMADを同席にした。 挨拶を交わし、相手はあまり喋らないので無難な話題をぽちぽちと持ち出して、平和に朝食が終わる。 アメリカンブッフェ形式で、テーブルにはポットにコーヒーが入って置いてある。 コーヒーをいちいち取りにいかなくてもがぶ飲み可。
少佐「おれはネスカフェゴールドブレンドしか飲まんのだ。上司の好みぐらい知っておけ」というドイツ人の名言があるが、残念ながらネスカフェではないっぽかった。あれは。 ドイツのパン、ブレーツェル(魔女の宅急便でキキ看板のベースになっているぐるぐるしたアレ)が美味しかった! チェックアウトをし、バスに乗り込む。 ホテル出発。天気はくもりだが、雨や雪が降りそうなほどでもない。 リューデスハイムに到着し、観光客向けの「つぐみ横丁」を歩く。 ここはもう完全に観光の町。ドイツワインが有名な町なんだが、 ドイツワインの一種の「アイスワイン」を「アイスワイソ」とか書いてある。 店によっては英語、日本語のほか、中国語や韓国語、フランス、イタリア語の表記もあった。 一人参加の人と別に仲良くもないから、 添乗員の話を聞きながら、一人でいろんなところの写真を撮る。 美しい町、薄暗い空、澄んだ空気、冷たい外気、 すべてが最高に楽しい・・!!
テンションがあがってくると同時に、ワインセラーへ案内され、ツアーの一つ、「ワインの試飲」をさせてもらった。 そこでも座席がなんとなく一人参加でくくられる。 一人参加の人が、そこで全員初めて顔をあわせることになった。 自分。 若い女性1人。 若い男性1人。 中年男性1人。 中年〜老人の女性2人。 皆で一つのテーブルをかこみながら、和気藹々と試飲をする。 そこで、自分の隣に座っていた中年男性がいきなり「おねえさん?妹さんいらっしゃる?」と言ってきて 思わず「????」という顔をしたら、 「あ!すみません、あのねぇ、私が前に息子とグァムに行ったとき、本当そっくりな方がいたんですよ」 と打ち明けられた。・・・・どうしよう(笑)。どうしようこの雰囲気。 中年男性はさらに「いやあ、似てるわぁー」と自分の顔をまじまじと見てくる。 さらには「ちょっとメガネとってもらっていいですか?」とメガネを外すことを要求してきた。 自分は通常生活では裸眼だが、しっかり見たいものがあるときはメガネをかけている。 「成田で、私の前に並んでらしたんですよ。その時から、もう、似てるなぁ、そうじゃないかなぁ、って思って。」 と、中年男性。 とりあえずメガネを外した自分に向かって、「やっぱり似ている」「本当にグァム行ってないんですか?」を連呼。 「いやぁ、初海外なもんで、違いますねぇ。」と自分が言うと、 中年男性他が「えっ?初海外でドイツ?」と食いついてきた。「堂々としてるわねぇ!」と中年女性。 いやっはっは。海外だからってビクビクする必要がどこにあんのよ。 若い男性の「どうしてドイツにしたの?」という問いに、「ドイツに興味があったからですよ」と曖昧に答える。 そのワインセラーで、一人参加の人が結構仲良くなった。
リューデスハイムから見た、ライン川の向こう岸 その後、つぐみ横丁から少しだけ歩いたリューデスハイムの船乗り場(川)より、 ライン川下りに出発!! 船の中はすべての座席が喫茶店になっていて(船自体が動く喫茶店状態)、何か一品頼まないと座席に座っていられない。 上手な商売を考えたもんだ。 で、自分はホットチョコを注文。ドイツに来て、初買い物!! 2ユーロ40セントくらいだったかな? 3ユーロ渡したら、お釣が帰ってこなかった。 ・・・まぁ、確かにメニュー表には「価格にチップ代は含まれておりません」とモロに日本語で書いてあるけど。 そういうもんなのか、と納得して、ホットチョコを飲む。
うんま―――(・∀・*)!!あっまぁ―――!! さらに砂糖がついてる意味がわからん(笑)!! しばらく乗っていると、ライン川沿いにそれぞれ街が発展しているのがよくわかった。 川の横が比較的川に近い位置から山になり、その上に古城があるといった風情。 古城も、ボロボロに朽ちているものや、現在も古城として人が住んでいるもの、古城ホテルとして活躍しているものまで たくさんある。
近日、「ライン川」後半をてんこもりの写真とともに公開! マサコ「見てくれないと」 エミ「タイホしちゃう、ぞ!」(アニメ次回予告風)
MAD TIGER地味作品集
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