自分のオリヂナル小説って、すっげぇ暗いんやけどなんでやろかと問う日々が続いております。
根暗の、どうしようもない、ニートのひきこもりとかが主人公なんはなんで? 劣等感の塊の、ブッサイクな、人とマトモに喋れないニキビ面の男子が主人公なんはなんで?
昔公開してた「Card」っていう小説もそうですけど、暗くてどうしようもないんですわ。 あれ結局消えたけどどっかいったんかな。
なんでなんやろ。やっぱり本当に自分が劣等感の塊やからなんかなー。
不思議ー。
で、自分、仕事場のオバチャンに小説好きがバレまして。 オバチャンはミステリー、サスペンスが大好きらしく、「貸してあげるよ!」とのこと。 もちろん「是非!」とお願いし、とりあえず赤川次郎以外を持ってきてもらうことになった。 (直後、長時間森村誠一の話で盛り上がった。)
で。借りた小説で読破したものの感想を書きたい。
【砦なき者/野沢尚】 自分はテレ朝特別ドラマの同名ドラマしか見てなかったんだが、小説を読んで配役はあんなにピッタリだったんだと驚いた。 しかも、小説はドラマほど萌えない(笑)。 ドラマはやはり視覚に訴えるから、あれが(涙が)八尋マジックやったんか!とも思うと怖いもんがある。 小説は淡々と字で読ませて、創造力にも限界があるから、恐怖の方が先にくるんだと感じた。
書き方は自分の好きな三人称。時々視点が主役によって変わる。そこも良い。 どうしようもない終わり方、あれも良い。 小説を先に読んでいたら、ドラマは「あれじゃいかんよ!」と思っただろうか。 今回自分はドラマが先だったわけだが、あれはあれで、これはこれで楽しむことができたと思う。 そう考えると自分は得な消費者だったのではないだろうか。
星、4つ。(胸にくるが、最後の一押し何かが足りない。ただ、それがよみやすいミステリーとも言うのだと思う。)
です。現在、同作者の【破線のマリス】を読んでます。読む順番間違えてるよな(笑)。
オバチャンから借りた本が、あと5冊もある(笑)。脅威の速さで返却してやりたいと思う。
一昨日、新宿の店でかわいいポロシャツ2枚と、新宿のタフジーンズでデニスカ買った。 昨日、籐のカバンをスリーフォータイムで買った。 なんかここのモノが増えてきてんなー。 何よりも散財っぷりが酷い。酷くて困るわ。本当。
MAD TIGER地味作品集
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