日記を書くだの言っておきながら、たまりすぎた。ネタが。 あれやな、レオパレスのCM批評なんかしとるからやがな。自業自得じゃー。 とりあえず端折ってしまいたい。 ”長野に上陸”かなり昔の話だが、たいして楽しい思い出でもないからもういい。←コラ その企画にMADを誘った元同僚(一歳上・♂・部下)に対しては現在着信拒否。いろんな意味で嫌いだから。 昇進の面接とテストに関しては、もういい。なげやり(笑)。
で。いろんな、自分にとって重要なことを書きたい。 11日(金)に、上野にある東京美術館でミュシャ展を見に行った。 自分の永遠の神であるアルフォンス・ミュシャ。 中学校一年で出会い、二年で「夢想」を模写した。 2日寝ないで仕上げたら、最後のほうには幻覚が見え出した甘酸っぱい思ひ出。 で、まぁ行ったらですね、あまりにも混んでてビックラこいた。 平日の昼間にも関わらず、大量の人が。これが休日ともなるとどうなるんだろうと恐ろしくなる。 内容はミュシャの作品と、歴史と、ミュシャ自身の生い立ちや写真。 ホンモノ(ミュシャ財団所有のシルクスクリーン)ということもあり、もう生唾モンである。 あれだけ大好きで、あれだけ見つめてきた、その作品で、 しかもホンモノがそこにあるという感動はRAGEを見たときに匹敵する。 清楚でいて、鮮やかな色合い。色気、肉感のある女性。 うぉ――!!!と、一人で興奮。 で、見たもので特に感想を持ったものをいくつか書き留めておきたい。 *たばこ「JOB」の広告ポスター 一番大好きな絵。色気ムンムンのねーちゃんが煙草を持って官能的な表情をしている絵なんだが、 今まで彼女の髪の毛の色は茶色だと思っていた。思い込んでいた。 しかしどうだ!!!ホンモノは、金色なんですわ!!!! 暗めの金色というか、確かにただの印刷にかけたら茶色に見えるわ、といった具合。 あまりにびっくりして、その場から動けなくなった。
*香水「ハダンコートパヒューム」の画/ビスケットの箱 ホンモノの香水ビンと、そのケースに描かれたミュシャの絵、 さらにビスケットの箱に描かれたミュシャの絵を見た!!!! すごい!すごすぎる!!こんな芸術品が、普通に世に出回ってたんだと痛感。
っつーことで、お土産を大人買いした。
【どどーん!】
まぁ、フィギュア集めの人とかから見たらショボいもんだろうけども(笑)。 自分が箱買いするなんて生まれて初めてですわい。 TAKARAの、アルフォンスミュシャミュージアム。箱買い。 着色タイプと着色していないタイプが、今回の展覧会で全て揃った特別仕様で売られていた。 その他買ったものは以下。
【思えば大人になったもんだ】
*上は、開封したミュシャミュージアムの全景。 *一番左は油取り紙。 *その右(縦長のもの)は一筆箋。 *その右中央銀色で光っているのが、ストッラップ。オラの大好きなJOB広告のもの。 *その下、赤い模様の入った四角いのはビスケット。(BOUDOIRのオマケ) *その右、箱との間にあるのがバターナイフ!!(ミュシャは宝石や服飾やブロンズもデザインしてました。) 素敵――――ッッ!!!!! *その右「BOUDOIR」と書いてあるのはビスケットの箱復刻版!! 箱だけ頑丈な形で復刻。素敵すぎ〜〜!!!しかもその会社のビスケット(前記したもの)つき。シャレたことしやがる!
っつーね。 シルクスクリーンのポスターを買えないところが若干貧乏人。 45万とかやからな〜。流石にちょっと考えるやろ、これは。
フィギュアの一部を公開。ちなみに、ついてたオマケ(フィギュアメイン目線で)は バラの味がするガムで、家族でムチャムチャ食べながら「まずい」「まずい」を連呼。 とりあえずそれは不味いと言いながら、父親がお気に入り。
【フィギュア着色済みのやつ全部】
ああ、あぁ、もうね、絵になってしまいたい。←病気 頭おかしいよね。2Dの物を3Dにしようってんだから、頭おかしいよ。 きぐるみのドラえもんくらい頭おかしいよ。 こんなのやろうってのが頭おかしい。 ・・・・という企画を、あえてミュシャでやるTAKARAに敬意を表したい。 とにかく、あの微妙なエロい表情までは再現できていないけれども、あそこまで細かいもんをよくもまぁ 想像でここまで具現化させたな、と。そこに感心しきりでした。
で、見に来ていた客層だが、さまざまだったけども、大学やら専門やらが近いだけあって若者が多かった。 しかも、ゴスロリとかヴィジュアル系好きみたいなんがたくさんいた。
どうでもいいんだけどさ、やっぱりTPOってもんがあるだろうが、とちょっと思う自分はもう年寄りだろうか。 このことを兄貴に話をしてたら、兄貴が「だってマンガみたいだもんね」と言ってきた。 若干否定はできない。
まぁなんにせよ、やはりミュシャは永遠に自分の中の「絵」の色気の定義を最高に踏まえた、 そして踏み越えた存在であることは間違いない。
MAD TIGER地味作品集
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