2004年10月19日(火) |
デルモちゃん〜デルモちゃん〜デルモちゃん−が持ってる〜 |
先日、仕事場の健康診断で呼び出しをくらった。
<7月5日の日記(健康診断の結果について記載)> BMIも普通、いたって普通、視力もメガネかけてりゃ普通、本当に普通の結果の中に、 ひとつだけ評価B(今後見ていく)のものが!!! 震える指でそれを探っていく。・・・・と、でました!! 血液検査の中性脂肪でB評価ですよ!! 今年は貧血もクリアしたのに、なんと中性脂肪でひっかかるとはァァァ――ッ!! うなだれ、診断結果の用紙をクチャクチャに握り締める。 盲点であった。 まったくの盲点であった。 中性脂肪・・・・いつまでたっても自分につきまとう「脂肪」の二文字。 で、最後の「総評」という部分を読んでみてビックリですよ。 『中性脂肪の低さが目立ちました。血液中でエネルギーとなる重要な養分です。 不足すると、だるさやめまいなどに表れてきます。 きちんと食事を取っていますか?3度の食事を心がけてください。』 と書かれていた。
<><><><><><><><><><><><><><>
っつーことで、中性脂肪と総コレステロールが低いというお叱りを受けにいったわけだが、 相談室のおばさん(知り合い)に「なんか雰囲気変わった?」と言われる。 「へぇ」とか「はぁ」とか返事をしていると、「あ、髪型が変わってるのね!」と勝手に納得され、話が続く。 指摘事項はもちろん低コレステロールと低中性脂肪のことなんだが、以前のデータと比べて、おばちゃん驚愕。 「短期間にすごく痩せたんじゃないの!?」と言われ、そうでもないけどなぁと思っているMADの返事も聞かず 「だから雰囲気が変わったのねー」とまた早合点である。人の話を聞けよ。相談しに来てんだから。 んで、この結果にはそういうダイエットとかの影響もあるから、無理なダイエットはするなと言われる。 しかし、自分は納得できない。 食事制限も特にしていないし、毎日快腸だし、肉好きだし、納豆好きだし、 海草は大好物だし、水分も取るし、運動もするし。 どこが悪いのか全然わからないうちに、低コレステロール低中性脂肪になられても困る。
おばちゃんと二人で「ウーン」と悩む。どこがいけないのか?どうしてこうなってしまったのか? どうしてこうなったか解らないから、あんまり改善する気がない自分に、おばちゃんはこう告げた。 「最近、若い女性の脳の血管がいきなり切れて死んじゃうことが多いのよ。」 え・・・・えええええぇぇぇぇ!!!!!!そ、それが自分とどう関係するってんだ! 「血液中の脂肪がないってことは、脂ぶんがなくて柔軟性に欠けるってことよ。 低中性脂肪だと肌がカサカサしてくるから、その時点で血液中の脂肪が足りないのが解るの。」 と言いつつ、MADの肌を触り、「若いからなんとかなってるのかもね」と言い捨て、 さもMADがすぐ血管切って死ぬような言い草。 しかも彼女は続けた。 「こんな低い値、女性のモデルくらいしかいないわよ。」 ・・・・・・・・・・・モデル!!!モデルなみの体内じゃないですか!!!! なのに、なんですかこの皮下脂肪は(笑)!!
モデル並のものを持ちながら、一般人以上の体格をしている自分。 まぁ、とにかくモデルじゃないんだからモデルなみの低コレステロール低中性脂肪を してる理由はないな。これから改善していきたい。
先日ディズニーストアに行ってきた。っつーか、結構行ってるんだけど(笑)。 昔はアンチディズニーやったんやけどなぁ、と思いながら、バカみたいな商品を眺める。 そしたらですよ!!アンタ! ストアで売ってる、プリンセス雑誌(幼児とその母が対象と思われる)の表紙が ジャスミン(アラジンに出てくるお姫様)だったんですよ!!
あばばばばばぁ〜〜ジャスミンたんじゃないですかぁぁ〜〜!!!きゃわえええ―――。 (いつ見ても同じような構図の絵だけど〜) 可愛い。そして、付録にアラジン(ジャスミン)のクレヨンがついている!!欲しいー。 しかし・・・たしかに可愛いが、買うまでのことでもないだろ、と悩んでたら、一緒に見に来ていた同僚に 「買ったほうがいいですよ!ジャスミンが表紙になることなんて、まずないですよ!」 と言われ、自分も「確かに最初で最後だろうな・・・これ。」ということで、 何を血迷ったか購入。¥700ですよ!!たけ―――!!! まぁ、中身はというと、はっきり言ってクレヨンのプレミア具合と なんとなーくあるジャスミンのページと、ホールニューワールドのピアノ譜面が なんとなく楽しいくらいで、あとはもうどうでも・・・・。←コラ
今度、家中のアラジングッズを引っ張り出して写真とってみたい。
んで、そのアラジンだが、以前日記で「魔法がなけりゃどうしようもない話だ」と書いた。 書いたが、今日風呂に入りながらぼんやりと考えた。
本当に?
本当にそうなのか?
本当にアラジンだけが 魔法がないとどうしようもない話 なのか!?
っつーことで、考察してみた。
【アラジン】 貧乏な青年が、魔法の力と、自らの勇気で美しい姫と国をモノにする貪欲なストーリー。←違
魔法が初めて使われる場面は、確かジャファー(悪者)がアラジンを見つけ出す時。 魔法のランプが隠されている砂漠の洞窟(?)に入れる、心の清い青年を、魔法の力で確認する。 「あー、こいつかー」っていうシーンなわけだが、まずこのジャファーがアラジンを見つけていなければ どうしようもない。アラジンがランプを見つけることもない。 ランプの魔人が出て来る前に、すでにどうしようもない。
ところがどっこいだ!!!
ジャスミンとアラジンの出会い自体は、魔法なんか一つもない、素敵な出会いだったのである。 だから、ジャファーが魔法を使ってアラジンを確認していなくても、男女は勝手に出会っていたと思われる。 アラジンがなまじ魔法のランプを得た所為で、王子になっちゃったし、命も狙われたわけだが、 ただ魔法がない時点でジャファーに嗅ぎ付かれることはなかったわけよ。
<本当のアラジン> ジャスミンと出会う→囚われる→ランプを取りに行かされる→空飛ぶじゅうたんと出会う→もう命がけ→ランプを手に入れる→ジャファーに突き落とされる→魔人が出てきてコンニチワ→脱出→なんだかんだで海に沈められる→以下略
<魔法ナシのアラジン(想像)> ジャスミンと出会う→囚われる→(アラジンで洞窟が開くと解っていないから)解放される→しつこく会う→素敵なじゅうたんを市場で買う→古ぼけたランプを擦ってみる→ただ黒光りする→ジャスミンにやる→ジャスミンが喜ぶ→アイ チューズ ユー→結婚→でもその時すでに妊娠4ヶ月→でも記者会見では妊娠2ヶ月と発表→6ヵ月後に出産し、偽りの発表に対して波紋が広がる→以下略
<結果>結婚するのが目的だったらなんとかなっていたストーリー。 これでは、魔法がないから台無しとはいえない。
【白雪姫】 かわいい美少女の白雪姫が、いじわるな継母の嫉妬で追い出され、毒りんごをかじって いっぺん死んだら、死体愛好家の王子にキスされて生き返ったお話。←違
これの場合だと、いじわるな継母が魔女ですよ。魔女。 魔法が使えないなら魔女じゃないから、ただの女になるわけだ。 ただのいじわるな継母。キー!白雪ウザイ!と思っても、どうしようもない継母。 嫉妬に狂っていじわるをするも、白雪は天然だから無の境地。 「ムキー!そこがムカツクんだよ!!」というイジメもエスカレート。 そのうちいい歳になった白雪は「なにそれー?イジメイジメ?超ウケるー!」と自由奔放。 もうだめだ、こいつにはかなわないと諦める継母。
結果的に、ぶらりお散歩をしている王子には出会わないため、白雪は一生独身。 いじわるな継母のせいで、結婚はことごとく無理だろうから。
<結果>母娘の確執だけでもじゅうぶんおもしろそうなストーリー。 ただそこに王子はいない。もちろん小人も必要ない。昼ドラ系。
【リトル・マーメイド】 海のお姫さまアリエルが、人間に恋をして、魔女に足を生やしてもらい、人間になり、結婚するお話。
あらすじだけ書いても、ど・・どうしようもないのはこの話だと思ったのは自分だけか!? 足を生やしてもらわなかったら、ただの人魚の独り言「人間が好きやねん」で終わっていただろうに!! 足を生やしたが最後、2時間の映画にまでなってしまったわけ。 無駄!!無駄無駄無駄ァ!!
<結果>魔法無駄映画認定。 魔法がなければどうにもこうにも展開しない話の一つにさせていただく。
【眠りの森の美女】 生誕時、妖精達に魔法をかけてもらい、美しく聡明な女性に育ったオーロラ姫。 しかし、その魔法の中には誕生日に永遠の眠りにつくという予告もあった。 眠りについた姫。しばらくすると王子がやってきて、キスしたら起き上がって結婚。
え・・・・ええぇぇぇぇ!!なんスか!自分びっくりしちゃったッスよ!! まさか、この話こそ真のどうしようもない話なんじゃないのか!? だって、魔法がなけりゃ、オーロラがすっげぇ、すっげぇ、二目と見られないブスだったかもしれんわけやろ。 その時点で話は立ち消えだわな。ウン。 かろうじて美人でも、眠りにつくことはないわけだ。 寝ない美人のお姫様。それは本当にただの美人のお姫様だろ。 なんのスペクタクルも、怖さも喜びもない、ただの美人の姫様の生活を垂れ流し映画と成り果てる。
<結果>ブスになっていたかもしれないという、イチかバチかの映画。 魔法がなけりゃどうにもこうにもならないどころか、風貌まで変化してしまうから怖い。
【美女と野獣】 美人だがかわりものと言われるベル。ある日父親が森の城に住む野獣に捕らえられ、自らが身代わりになることを申し出る。次第に恋に落ちる。
んとですね、野獣って、生まれたときから野獣だったんじゃないんですよ。 性格の悪い美形の王子を懲らしめるために、魔女が魔法をかけて野獣にしてもうたんですよ。たしか。 「人は外見じゃない、中身だ」というのを痛烈に感じさせる話ではあるんだが、 魔法がなけりゃ野獣になってないわけ。 野獣になってなければ、美女と野獣じゃなくなるから、なんの話にもならんわけ。 性格の悪い王子が城にひきこもってる話と、ベルが変わり者っぷりを発揮する、同時進行だが いつまでたっても平行線のお話が続くばっかり。
<結果>とりあえず野獣じゃない時点でおわっとる。
ということで、アラジンは決して、魔法ばかりに頼ったお話ではないことが照明されました!!! でも一番魔法に頼ってないのは、 ライオンキングとポカホンタスとムーラン(多分)とノートルダムの鐘(多分)だと思います。
MAD TIGER地味作品集
|