なんだかしっとりとしたテンションのMADですがいかがお過ごしでしょうか。 今日は重大告白をしたい。 数日前事件が起こっただの言っていたが、それよりももっと重大だ。 自分にとっても、自分の人生にとっても。
先日友人と遊んだ。 一人はすぐ来たが、もう一人は仕事が長引くという為先に落ち合い、S谷のワールドスポ−ツカフェに行く。 ワールドスポーツカフェはガラ空きで、なんと店に客が一組しかいない。 ヤバイ。やばい場所に来てしまったカモ。とは思ったが、もう引き返せない。 店に入って早々「アフターバーン(WWE)やってませんか!?」と聞くキモいプロレスファンっぷりを炸裂。 運良く(?)やっていなかったため、大人しく大型モニタの番組を見ながら食事をする。 食事は美味い!ビックリした。味が濃かったけど。 食事と同時に昼間から酒をひっかける。 友達はカシスソーダ。自分はレッドアイ。ありえない自分のオッサンっぷりに涙が出る。 友達には彼氏が出来ていた。 ウホウホしながら話を聞き、いいなーいいなーとか思いながら応援をする。 食事も中盤に差し掛かった時、周囲が満席なのに気づいた。 自分ら気づくの遅すぎ。 しかも、「ご予約の○○様!」とかやっている。なんだ。おまえら予約までしてんのか!! さらに気づけば周囲は予約だらけ。 おまけに席に座れなかった人たちが、立ってモニタを見ながら酒を喰らっている!!
なんだ!!なんなんだこの状況は(汗)!!
とりあえず状況を見極める為にパフェを注文する。←ただ食べたかっただけ。 想像以上に巨大なパフェが来て踊るマイハート。 大型モニタに映る美しい芝。盛り上がる店内。 自分達はパフェを喰らいながらビックリ仰天だ。 なんだ、ここは今でもワールドカップを引きずってんのか!! オーレーオレオレオレー。←古い アルシンドになちゃうよ〜。←古い 日本人ならお茶づけやろが〜である。←古い 頭の中はめくるめくアルシンド。 と、ジダン。の、アタマ。
あとイルハン♥
なんとその日はジュビロ磐田と横浜マリノスの試合だったらしい。 モニタにはマリノス監督の岡ちゃんが映っている!! 岡ちゃん(笑)!!岡ちゃん高校1年の担任にソックリなんだよなぁ!! 見るだけで笑える!!!ヒー腹いて〜!!←失礼 ということで、純粋に楽しむサッカーファンに申し訳ないと思いながらも 岡ちゃんで盛り上がる。 あと、ファン観察もして盛り上がる。 1点入って、皆が一喜一憂。そのたび、あの人はジュビロファンだなぁとかがよく分かって楽しかった。
で、印象としては、 ●ジュビロの中山ことゴンが(違)出場してなくて、ゴンゴールの歌が一緒に歌えなかったのが残念。 ●中山に代わり出場した前田がいい仕事していた。凄い。 ●岡ちゃん、点入れたのに怒ってた。 そんなかんぢでした。
その後もう一人の友達と合流。 丸井で買い物をした後、居酒屋に行って仕切りなおしだ。 今週ヤバいくらい呑んでいる。 今週というか、今月と来月は週1のペースで完全に呑んでいる。呑む予定もある。 ハブ酒みたいになっちゃうんだろうか。虎酒。えぇダシでまっせ。 居酒屋では大量に飲む。 飲みながら、友達の恋愛の話になり、皆の恋愛感の話になる。 酔っていたわけではないが、友人がしつこく「TIGERはサドだよね」と言ってくるため、 自分はサドだが、マゾだ。と説いてやる。 わからんちんな表情の友達に、じっくりと説明する。 自分は一般人、友人には徹底的なサドだが、恋愛対象には徹底的なマゾだ。 いかに相手を楽しませるかを考えるサドと、 いかに相手からの責め苦を楽しみと感じるかというマゾ。 最高のサドは最高のマゾでもあるものなのである。
・・・と、論理的風に語ったら言いくるめられ、かなり感動していた(笑)。
学校時代の友人で、実はダレがタイプだったか(好きではない)とかを話すのだが、 2人のうち1人(あとから来た方)はちょっとイカれた奴で、 人生で一度も人を好きになった事が無いという人物だ。 男に興味がないらしい。ただ、可愛い男は好きだという。しかし胸のトキメキは一切無い。 人をモノとして扱うタイプ。おまえには心がない。お前の血は何色だ。←言い過ぎ そいつは恋愛などしたことが無いから、恋愛感を語るもなにもない。 とにかく恋愛を全否定するのには驚いた(笑)。 結局恋愛で付き合うなんて独占欲丸出しなだけだ、とか。 得をしない相手とは付き合わない、とか。 お前とは義理で付き合ってやってんだ、感謝しろ、とまで言われた(笑)。 とにかく初めて聞く意見ばかりで驚いた。
帰り際、カフェからずっと一緒だった友達と喋る。 彼氏と上手くいっていないという話を聞いて、あんたおナメじゃないよと一喝。 優しい彼氏にあぐらをかくな!っつー話ですよ。 で、帰り際なんだか自分の心に火がついた。
いきなり決めた。
もうこんなんじゃ前に進めねぇだろと思ったからだ。
地元の駅に付き、近所の公園にチャリを止め、誰も居ない広場で携帯を取る。 ♂♀に玉砕覚悟で告白した。 いや、イキナリだったから自分でもビックリしたが、妙に落ち着いている自分がいた。 ♂♀はビックリ発言から数秒間返事をせずに、「ヘッ!?」と言ってビビりまくっていた。 そりゃそうだろ。自分でもビビってんだからさ。 で、「今彼女いらない〜」と断られた。
・・・フーン・・・。←何
妙に冷静に結果を受け止める自分。普通に喋って、普通に電話を切る。 そりゃ付き合えた方が良かったんだろうが、正直♂♀の事を本当に好きかといったらどうか分からない。 元々♂♀がよく分からない(笑)。 でも断られた事で、確実にアイツを意識することはなくなった。 もう目の前で放屁も可能だ。←やめれ
とりあえずその日会った友達(ずっと一緒だった方)に報告。 いきなり告白したと聞いてビックリする友達。 とても優しい子だから、必死でMADを気遣ってくれる。 よく頑張ったね、と涙声で言ってもらうが、どう頑張ったのか自分でもよく分からない。 彼氏ともうダメかもとボヤいていた彼女だが、自分の話を聞いてさすがにそれどころではなくなったらしい。 あんたには希望があるんだから、もっとガンバレと言い、電話を切る。
で、その後真っ先に思いついた、唯一昔自分が♂♀を好きだった事を知っているMに電話をする。 自分「昔さ〜♂♀の事好きやって言うたやん。あれさ〜最近蘇ってきて、さっき告白してしもた〜そしたらふられた〜。」 と言ったら爆笑され、 M「バッカだなー!お前アイツ男じゃねーんだよ、いいかげん分かれよ!頭ワリー!」 と暴言を吐かれる。 ウッとなったが、ちょっと違う。多分自分はその男じゃない♂♀が好きだったのだ。 完全に♂だったら好きにならなかったかもしれない。 他にいい男なんかたくさんいんだよ、とか言われて、そりゃそうだろ、と思う。 結局結婚するとなったら、絶対優しい人がいいんだもんな〜。 ♂♀じゃ全然ダメなんだよな〜。 なんでかMと2時間近く喋り、Mの好きな人の話を聞き、就職の辛さを二人で語り合った。
電話中に、さっきの友人からメールが入っていたらしく、後で気づいた。 そこには 『私はおろかでした。甘かったです。TIGERの勇気に対して恥ずかしいです。いっぱいいっぱい勇気をくれてありがとう。私も頑張ります。本当にありがとう。電話嬉しかったよ。』 と、優しいながらもどうしたらいいのか分からないメールだった。 その気を使った慰め文章を見たら、自分が世に言う本当の失恋をしたのだと感じて悲しくなった。 送るな!バカ!←何
1日で一気に気持ちが変わった。 とてもスッキリだ。 いつでも前向きである。 いままでも、そしてこれからも前向きである。
MAD TIGER地味作品集
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