2003年03月08日(土) |
柔肌に爪をたててやりたい。 |
最近欲求不満で(?)変態街道まっしぐらなMADですが、いかがお過ごしでしょうか。 今日は仕事で大量の革製品を弄っていたのだが、ごっついバイカーズウォレットのブランドや 普通のオッサン用の革製品に混じって、紳士しか使わないような革製品があった。 革の種類としてはオイル仕上げの高級品で、下値は最低でも¥6000からだ。 それも、小さい小銭入れである。 マトモなものを買おうとすると、平気で4万とかする。 そんなモノを弄りながら、あぁいつかは自分もこんなん持てるようになりたいなぁという憧れと、 別にこんな成金趣味なんかいらんわい!という反骨精神の相容れない気持ちが湧いてくる。 しかし、じっと見ているとその革の美しさに圧倒されるのだ。 品があるというか、高級感漂うというか・・・バイカーズウォレットとかは切りっぱなしだからざっくり感が楽しいが、 隅から隅まで丁寧な仕上げの正反対の魅力を持つその高級品に見とれてしまう。 そして、認めながらも傷つけてやりたい気持ちが高まる。
つるつるの表面が憎らしくなってくる。
自分が高級品であると自覚のあるような、つんとしたその表情がムカついてくる。
無骨な手でおもむろに掴んでやりたい。
掴んで、こねくりまわして、その柔肌に爪を立ててやりたい気持ちすら出てくる。
痛いか。
いつも傲慢なお前が無様なものだ。
痛いか、そうか、アッハッハ!!
てな具合の気持ちが出たりでなかったり。出ないけど。それに一応商品だから、しないけど。 そこいらがまだまだ常人であろうか。 そんな気持ちを生活雑貨に抱く自分は変態か。 変態ではない。と、思う。
最近その否定に自信が無くなってきた。←オイ ↑押したら投票されてヤル気が出てしまうぞ!気をつけて!
MAD TIGER地味作品集
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