2003年02月07日(金) |
お前の頭はくるくるパー!・・・マ |
イヤァッホウ!家族のPC部屋の中で何かが腐っている匂いに倒れそうなMADですがいかがお過ごしでしょうか。
先日3日は節分であった上、大好きなアイドルまーくんの誕生日であった。 29歳である。もう立派な大人だ。大人どころか家庭まであるではないか。 もうアイドルではないな。いや、木村拓哉は家庭があるのにアイドルだな・・。 ちょっと雑誌を読み返したりして思い出にふけるが、なんだか郷愁胸にあまりある。 まーくん、お願いだから何か活動して・・・。←切実 アイドル(?)をやめた今、彼は何をして食っているのだろうか。とても心配である。 心配されるようなんじゃないわい、と思われるかもしれないが、多分彼を愛するファン達は アイドルに対する憧れとかよりも「親心」が多いと思う。 今となって応援しているような人は、なおさらではないだろうか。
まーくん復活を心から願っている。
そして本日一大イベント斬髪に行ってきた。 電話に雑音が入り、やりとりも怪しい中で昨日予約をしたのだが、今日行ってビックリ。 店内に入りカットとカラーとパーマを予約していた旨を告げると、 化粧のヘタクソなヤル気のない女店員が応対。 「あー・・、この人ねー」みたいな感じでボソボソ喋る。 さらに予約したのに待たされる。
オイ。あんたの店に予約優先って書いてあるんはウソなんかい。
ま、まぁ待たされた程度で怒る自分ではない。 人生そんなに生き急いでいては勿体無いぞよ、という武士の精神で拳を握り締め、耐える。 しばらくするとカウンセリングと名打った、なれなれしい美容師時間がやってきた。 自分はロングだった髪の毛をミディアムくらいまでにしたかった為、 色々な雑誌から厳選された素敵な髪型も切り取って持参してきた。今こそやつに見せる時だ!!! 張り切って見せる自分。「ふーん・・それで?」みたいな受け付け嬢。 それどころか、全然見ずに、「縮毛強制かかってたから、あんまパーマかかんないよ。」と言われる。 ショックを受けた。かなりの。 しかし女は「きついのだったら大丈夫だろうけど。」とつけたす。 先にドスンと落とすなんて、客に対する言葉の順番が違うだろうが!!といった 微妙なことまで怒りの琴線に触れる。 自分がもっていっていた切り抜きで、一番やりたかったのが強烈なパーマのかかった髪形だった為 「じゃぁコレは!?」みたいなワクワク感でいっぱいの瞳で、精一杯の自己主張ッ★ ・・・・しかしそれも見ずに、「あんまかかんないかもしんない」という適当っぷり。 先が思いやられたが、なんとでもなるだろう、と愛想笑いするばかりだ。
じっくり待って自分の名前を呼ばれてまたビックリだ。 斬髪担当は受け付けであったあの女美容師カナコ(28・仮名)だ。 またダルそうに床をずって歩き、ここに座ってーみたいな感じでダルそうに待っている。 あまりの怠惰な様子に、仕事キッチリな自分は怒りが込み上げた。 お客様への7大用語を知らないのか!!←普通は知らないだろう 店内に入って約40分。すでに怒りはマックスだ。まさにマッドマックスだ!!←古 女という事を武器にして伸し上がってきたのだろうが、自分には通用しない!と、 ヘタクソメイクでおてもやん状態の女の頬を睨み付ける。 しばらくしてシャンプー台へと移動し、アシスタントらしき人に洗ってもらう。 カナコよりもギャルっぽい女性ではあったが、しっかりとした言葉遣いに好感が持てる。 至福のひとときの後、またカナコの元へ返される。 「やめて!やめて!ウチは行きたくないんや!!庄屋さんのことなんて好いてまへん!」 といった、町娘の気持ちが良く分かり胸が詰まる。 正直この時点ではカナコの顔を見た瞬間に憂鬱になるという重症に発展。 まさにトラウマ、パブロフの犬状態である。 カナコはMADの頭を敵と見なし、睨み付けるようにして鋏を入れる。 怒りを露にし、切り裂いてては投げ、雄叫びを上げる。←言い過ぎ なんだかんだ言って腕はいいようで、カットだけでなかなかグーな雰囲気だ。 切りながら時々一方的に斬髪状況を報告してくる(決して会話ではない)のだが、 あまりにもボソボソダラダラ喋るため聞き取れず、「ハ?」みたいな反応しか返せない。 そんな反応を返したところで、もうカナコを同じ事を2度喋る気は無いらしく せっかくの「パードン?」も無駄に終わるわけだ。 結局あきらめ、返事が無駄な事を勉強したため、ひたすら鏡を見つめるしかなかった。 するとカナコが会話の声をすこし大きくして切り出した。 「縮毛かかってるから、キツくかけなきゃいけない。ニュアンスとかはでないからァ」 と言い出した。意味不明だ。 じゃぁ一番初めに見せた強烈なパーマの切り抜きはどうだったんだ? しっかりと文章にも{パーマはきつめにかけて}と書いてあったぞ。 自分の頭の中が、奴の言ったことを理解するためにフル回転している間に、カナコはサッと雑誌を取って 「このイメージね」と言い放った。 おまえ・・・
おまえ・・・・
その髪型しか出来んのとちゃうんか!!!
(↑以前にもこの発言をした覚えアリ。) 半ば呆れ、半ばこの状態が面白くなっていた自分は(たぶんストレスホルモンが多量分泌したのだと思うが) 半笑いで「じゃぁ・・・そこいらはまかせるから。」←意図的にタメ口 で頼む。半笑いというか、そこには軽蔑の色さえ浮かんでいる。 彼女は水を得た魚のように、またダルく・・・ヤル気なく鋏を進めていった。
パーマをかける。 奴の動き一つ一つを監視するようにじっと鏡を見る。 なんか、ロッドの巻き方も全部気に食わない。こうなればすべてが気に食わない。 自分の首に巻かれたタオル。なんでお日様の匂いがしないの!? なんでスタッフにイケメンがいないの!?なんで・・・なんで・・・ッッ!! ムカムカする中で巻きが完了、また気持ちのいい若人に頭を洗ってもらい満足だが、 洗ってもらってぬれた自分の髪の毛を見て絶句した。
モ・・・モジャモジャや・・・。
今までにないくらいのモジャモジャさ。お隣のシーズー犬だって真っ青である。 モジャくんとモモちゃんとたぬき君((C)NHK)を彷彿とさせるモジャ具合。 こんなに強烈にかけられるなら、あの切抜きだって出来(略)が!!! そういえばうちの母親が、ワカメヘアをしてたときこんなだったな・・と不安になってくる。 今更もがいたって遅い。ある意味決断力の弱かった自分の、身から出た錆である。 おとなしくカナコになすがされるがままになると、ひたすら乾かしてからカナコはフィニッシュに入り始めた。
「エッ」という自分をよそに、ピンをとめ始め、「髪が黒いからァ、ボリュームがァ」と喋り始める。 これはヤバイ(笑)!!カット、パーマ、カラーで予約してたんだが!! 一個抜けてるの、みんな分かるカナ☆!? 咄嗟にカラーも予約したんですけど!と半ばキレかかりながら言うと、 そんなハズないじゃんクソったれ的な表情で不服そうに予約を調べに行く。 戻ると軽い謝罪もナシでピンをはずし、また居なくなってしまった。 一体なんなんだ? カラーはきちんとやってくれるのか? その前に予約したハズだったものは本当に予約されていたのか!?
無言で立ち去るのは、本当にマナー違反だと思う。 すぐ用意しますね、とか。なんでもいいから言ってほしかった。 実際カラーの用意していたようなのだが、気遣いがないだけで不安な時間を過ごさなければいけなかったと 大げさではなく、言いたい。あんな担当者がついていたらなおさらである。
カラーが終わり、また違う若人の雑なシャンプーでピアスに激痛を覚えながら3工程終了である。 やっと終了・・・。かなりホっとした。 スタイリングをしてもらいカナコととうとう離れられる時が来た。 店長らしき男も最悪の態度で「・・シター(訳;ありがとうございました)」と目線も合わさず送ってくれ、 カナコもボソボソと「ありがとね」といった雰囲気で事務的にすべてを終え、自分は開放された。
髪の毛は思っていたものとは違うが、まぁ普通だと思う。 縮毛強制で仕方が無いのだったら、これが限界なのかなぁとも思う。
ただ今回のことで、なんとも腑に落ちないところがある。
それは
なんで自分は、
以前縮毛強制でアフロにされそうになった美容院にまた行ったのか。
なんで嫌な思いをたくさんした美容院にまた足を運んでいるのか。 2002年4月17日参照
今度は【ご指名;カナコ以外】で張り切ってきたいと思う。←いいかげんに変えろ
MAD TIGER地味作品集
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