今日もバイトに行ってくるとウソをついてチャリを飛ばしてみた。 店で時間をつぶすにはお金がかかるし、それでなくても行くところがないのだが。 とりあえず行ったことがなさそうな方向へ漕ぎ出す。明らかに見たことのない世界がそこにあった。 フーフーと息を切らして顔を上げた自分の視界には、全面ラベンダー畑が広がっている。 夢ではない。 風にそよぐそのラベンダー達は、まさに夢の世界の如く存在するものの、現実に今自分の目の前にあるのだ。 富良野か!!ここは富良野なのか!? 気付かないまま、とうとう北海道まで来たか!!!
蛍「ルールルルル―――」(こぎつね登場〜ほたるちゃんの笑みへパンする)
全面の富良野風景を横切りながら少し歩くと、森へ抜けられる道があった。 そういう道が大好きな自分はチャリを抱えて階段を降り、森へと入った。 森といえども遊歩道になっていて、キレイに整備されているのだが どうやら地味すぎらしく人が通っている様子はない。 今日も人っこヒトリともすれ違わなかった。 そんな中歩くと懐かしい緑な匂いがする。実家というより、愛媛やなぁとか考えながら歩くと 足元にまだ青い栗が落ちているのを発見。 見てみればたくさん落ちている。アホ程落ちている。 お前らは豊満なボディーになるまで落ちるのを待てなかったのか、とちょっと悲しくなる。 そんな彼らに、鎮魂も込めてこんなものを作ってみた。
作品名:届け!!わたしの想い!!
若さゆえの過ちだったのだろうが、並ぶ青栗もどことなく淋しそうなたたずまいだとは思わないか。 その青い針がまだ固く、力強くならぬまま散った若人達に、自分は精一杯の自己主張を与えたい。 そうして自分の尊厳というものを知ってもらいたい。 だからこそ、今こそ、この「くり」という文字が真実味を持って感じられるではないか。 栗よ!!たちあがれ!!! 今こそその手で天下を掴むのだ!!!
――さて、まだまだ旅は続く。 チャリで走っているうちに、とある看板を発見。 「ビューテーサロン エマ」 ビュ、ビューテーにはツッコミたいのはもちろんだが・・・・エマ、エマさん!!エマさんじゃないっすか!! [説明しよう!!エマさんとは、解散してしまった熱いロックバンドTHE YELLOW MONKEY のギターの人なのだ!!] イエモンを終えてから、まさかビューテーサロンをなさってるとは・・。 店内を覗くと頭の薄いオッサン(おそらくエマさん)が一人。 客も一人。雰囲気を見てみれば、おそらく一人いればいい方だと思う。 けどなんでファンは知らないんだ? まさか、自分を知らない人がいるところで細々と生活したかったのか? そうして美容院・・いやビューテーサロンのただの親父を装い、 夜は涙を流しながらラベンダー(富良野)で高らかにギターを鳴らすのか? その音色は夜空を漂い、皆に、やすらかで静かで穏やかな夜を与えるというのか?←何 なにはともあれ、エマさんにこれからも穏やかな生活をして欲しいと思う。 少なくとも、いつまでも「ビューテー」を指摘されないで済むような生活でいて欲しい。
まだまだ旅は続く。 この方向に家があるな、という感覚でいつも帰っているのだが、今日も知らない道を通って帰った。 すると突然道路沿いの欝蒼と茂る森の中から、一軒の家屋を発見した。 広い駐車場と看板があるのを見ると、どうやら喫茶店らしい。 しかし・・・雰囲気がちょっとヘンだ。 なんというか、暗い色の木造で、古い洋風というか、ゴシックというか、 今にもMALICE MIZERが出てきそうな雰囲気・・・って、えぇぇぇぇ――ッ!!!
店名が【マナ・ハウス 領主の館】
ウヘェェ―――――――――(笑)!!!マナハウスだったとは知らなかった!!! MANA様まで引越していらっしゃいましたか。そうですか。 いかがでしょうか、こう、またブランドの店とは違った感じですか? やっぱり来るのはゴスロリばっかり!へぇ!でもそれがMANA様独自の世界ですからねぇ。 スポーティーな自分じゃ入れなかったッスよ。
と、まぁMANA様やらエマさんやらでリアルアーティスト村を発見してニヤニヤしてしまった。
追伸;最近就活とともにゲームボーイアドバンス(兄貴の)にハマってるんだが、もっぱら自分は友達にカセットを借りる。 これがまた、少女趣味なモンばっかり貸してくるためこっちは半笑い。 ちなみに ○マイネリーベ(主人公が女の恋愛シュミレーション)=一人も攻略できてない。 ○らぶひな(アニメらぶひなの主人公になって女を落とす)=全員&オマケEDまで網羅。
そうして問題は「アンジェリーク」。やったことはないのに嫌いと豪語していたやつをやってみた。 結局、守護神全員落とした(笑)。ぜ、全然ハマってたわけじゃないもん!! ハマっていたわけじゃないのだが、やりこまないと気がすまないのだ。 しかし、自分はイマイチハマれなかった。あんな恥ずかしいセリフは聞いていられない。 正直、SFCのアクトレイザー(自分が神様になって街を作る。台風とかの公害も自分でやる。ヒドイ。クソゲーの王道)の方が面白かった。 そうして意外にもハマったのはらぶひな。 マンガやアニメですら見たことがなく、「らぶひな」というタイトルも、ヒロインが「日名子」とかだろとか思っていたのだが違った。 それでも楽しめた。キャラもよく分かったし。
追伸:らぶひなにカオラ・スゥという関西弁キャラがいるのだが
好きなもの/なんでも好き(特にバナナ・たこ焼き) 苦手なもの/食べ物ではない・雨 特技/木登り・パソコン・どこでも寝れる・サックス
というプロフィール。 まぁそれはどうでもいいのだが、自分は彼女に萌えまくり。←キモいよ 本当に、萌えまくり。何度も落とした。こりゃ本当にキモいな。 なぜなら、彼女はあまりにもノイノイに似ている。←ギャッ あくまでも自分の中のイメージのノイノイに、ではあるが 「あそんで――ケータロー(主人公)あそんで――」とか言ってきたり お昼ね大好きで、なんか、こう、あるやん。そんな雰囲気が。 ノホホンとしとるっちゅーか、もう、ズバリ言うと某すしちぃのノイノイやね。←何 ということで萌えまくり。
ヤバイよ。誰か止めて。
ロマンティック と・め・てッ
MAD TIGER地味作品集
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