2002年07月09日(火) |
ウ~ウ~ウ~!!!!(サイレン) |
警報です!!警報が出ました!!大雨洪水だそうですよ!!! ムシムシして熱いのに、窓を開けられない!!窓を開けたら雨が吹き込んでくる!! かといってウチにはクーラーはない!! 自分の部屋の小説(文庫本)の8割に打撃を受けました!! 水で湿ってフニャフニャです!!とうとうビニ本にしなけりゃいけなくなりますか!←意味不明 隊長!!どうしたらいいですか!!隊長ッッ!!
という今日であった。
先日から気になっていたウチのカーテン。 リビングの素敵なくつろぎスペースにはカーテンがなく、レースカーテンのみだから外から丸見え。 得に夜なんかは「見て!ねぇ、今のアタシこんなになってるのよ!ねぇ見て!」といわんばかりの見え具合。 今家計は兄貴が握っているため、兄貴に「スダレ買ってきてもいいか。」「買ってきたら金は出るのか」等を しっかり聞いて、自分は買い物に出かけた。
――空に、黒く怪しい雲が広がっていることに、まだティガーは気付いていなかった・・・。――
(つーか天気予報を見ろという感じだな。) 自分はチャリでテッテケと出かけた。 激安の殿堂は何気に激安ではない事を知っている自分は、昔からある古臭い洋品店へと向かう。 お目当てのスダレはもう広告でチェック済みだったから、速攻で向かってゲット。 180×85くらいのやつを2つと、玄関マットをチラリと見たが そんなに必要ないかなと思い諦める。今の家計では、238円の玄関マットですら捻出するのは辛い。 結局買ったのはスダレ2つとアイスクリーム2個と大根1本である。 (ちなみにアイスクリームはお互いが買いたい時、気分のいい時に買い与えてやるという素敵なオキテがある。) さて帰るかと大きなスダレを抱えチャリを漕ぎ出した時、 どんよりとした雲はたまりに溜まったナニを爆発させた。←卑猥 雨である。いや、雨だけでは物足りない・・・気分的には激雨だった。 瞬間的に空が光り、すぐに雨だけでなく雷雨となる。 少しのクレッシェンドもなく、いきなりのフォルティティシモなレインに街ゆく人が立ち止まった。
村人A「何だ?!この神の怒りは!!」
長老「神が・・・自然が・・・自然が怒っておる!!」
村人B「あぁ!なんてことだ!!」
セリフA「長老様!神の怒りをお静めください!」
長老「・・・・。」
セリフA「何故黙っておられるのです、長老!!」
タダオ「登美子~風呂より先にメシにするよ~」
長老「怒りを静める術はない。静まるのを待つしかない。 我々は無力な人間だ・・・。」
タダオ「ホントやんなっちゃうよな~、部長なんてなるもんじゃねぇなぁ~」
人々は立ち止まり、空を見上げ、一様に不安を表情に出した。 自分も例外ではない。ムシムシした温度と、湿度100%のこの状況。 さらに自分のチャリの泥除けは名ばかりで、立派に作用しないシロモノである。 明らかな嫌悪感を体じゅうから匂わせ、自分は雨を全身にうけながら、 背後の使えない泥よけからの泥を背中に飛び散らせながら、チャリを漕いだ。
家に到着すると、兄貴は待ってましたとばかりに自分の手からスダレをひったくった。 「キャッ!ひったくりヨォ!」←言ってない 兄貴はスダレをとりつけると、ティガーに外から周って見てきてと指示をし、自分は言われるまま豪雨の中庭に出た。 そして衝撃の事実。 スダレはまったく役に立っていない。外からバッチリとテレビ番組が見られるのだ。 そんなことないだろ!と兄貴が走って外に出てきたが、やはりテレビが見られたらしく ガックリしながら家に戻る兄貴と自分。
とりあえずもう一つを重ねてみると、なんときっちりとスダレとして作用しているではないか。 もうテレビも外から見えないし、風呂アガリの自分のセクシー裸体を見られることもない。(見られた事はないが。) チクショウと涙を飲む。結局2つで1つなんて酷すぎるやい!やいやい! また買いにいかなきゃいけないのかよ~と思うと悲しくなってきた。 こんな雨の中必死に帰ってきたのに、なんでなんやろうという虚しさが襲う。
ま、これでプライバシーが守られるみたいやし、ひとまずはいいか。と自分を慰める。
さて今自分はハマっているものがある。昼ドラだ。 暇人だったから前から見ていたのだが、もう見つづけて3作目くらいになろうか。←仕事しろよ 日記のネタにする必要もないなぁと思って今までそれらのドラマを書くことはなかったが、 今見ているドラマはかなりの夢中度だ。 それは「新・愛の嵐」である。 何が愛の嵐だ、結局この世は金だろ、というあなたは正解だと思うが、心をピュアにして聞いていただきたい。 今まで「幼稚園ゲーム~社宅編~」を見ていたのだが、同時の時間で先週くらいから始まった愛の嵐。 時代背景が明治くらいの時点でツボにはまってしまい、 9歳の少年と7歳の少女の純愛という時点で萌えてしまい、 その少年が大きくなった姿が仮面ライダークウガに出ていた一条さんで微妙に萎えたが 少女の可愛らしさと少年の表情のよさにカバーされてバッチリ。 あらすじはオフィシャルに行けば分かるのだが、孤児の9歳の少年を拾ってきた 金持ちパパ。 その娘が7歳の少女ひかるちゃん。その兄にいかにもな7・3分けの兄貴文彦がいる。 ママは孤児をひきとるのに反対したが、ひかると文彦の間にいた、死んだ次男の猛に 雰囲気が似ているという理由でパパが押しきってしまう。 強く反対して辛くあたる文彦とママ、いきなり孤児に「猛くん」と命名するひかる、土を食うパパ。 キャラが濃い。全員濃いのだがとても素敵だ。
もうねー、役が全員いいわけだ。そしてそのレベルも高いのだろう、表情がとてもいい。 子役がおおいから、なんか「?」という部分はあるのだが、それでも十分すぎるくらいいい雰囲気がする。 猛(孤児)役の男の子は「あっぱれサンマ大先生」に出ていた少年らしい。 絶対大きくなったら男前だろうな、と思わせる風貌だ。 少女はあの有名なソフレのCMに出てくる生意気少女の「まりえちゃん」である。 「先生のお肌ソフレで洗ってつるつる~」とかいう、あのまりえちゃん。 かわいいんだーコレが――。 ひかる「猛くんと一緒なら、どこでも行くわ。」 猛「俺、ひかるちゃんのためならなんでもするよ。」 とガキの癖に言ってしまうところが笑える。その昼ドラしすぎたところもまたいい。 もう自分は腐った大人だから、スキだらけのひかるちゃんを見ていると、 「たけし!そこで手を握れ!」とか「今だ!押し倒せ!」とか そんないらないアドバイスばかりをしてしまうのだが 幼少期は流石に自分もピュアな心に戻って見るべきか・・・。 ハヒー。 もうすぐ大人になってしまいそうな予感。 幼少の時期を見たいのなら、今週中にといったところか。 要チェキしていただきたい。
===今日のドラマ批評=== *このコーナーはいきなり目についたドラマについて、基本的にチクチク嫌味をいうという 悪趣味なコーナーだヨ★
今日のターゲット 【陰陽師】―on myou ji― フジテレビ 19:59~20:54 火曜時代劇『陰陽師☆安倍晴明~王都妖奇譚~』 (出演者)三上博史 保坂尚輝 羽田美智子 山田孝之 木下ほうか 加藤貴子 野波麻帆 段田安則 陣内孝則
自分は陰陽師の原作(小説)を持っている。 有名になる前から目をつけていた、とまでは言わないが、夢枕獏さんの文章は比較的分かりやすくて 電車の中で夢中になるには持って来いだったから、一応全巻揃っている。 そうまでしているとどうしても自分の中の晴明、将之像というのが出来あがってしまうものだ。 映画化になった時は伊藤君のモミアゲにちょっと笑ったが、 意外とイケてる(しっくりくる)キャストに驚いてしまった。 だから、映画のキャストは嫌いではない・・・しかし・・・・
ドラマ版は自分の中で、全員がミスキャストだと言える。
晴明役の三上さんは、現代的な顔だとはいえ声がいいからまだいい。 しかしブーイングものは、将之役の保坂尚輝である。 剣術の達人が、あんな線の細い体をしているのか!?!?!? 着物から伸びる首が細すぎて、頼りなさ過ぎる。 ダメだ――――ッッ!!ダメだダメだ!!!そんなヒロマサやだ――――!!! 将之はもっとガッチリしていて、率直な雰囲気のあるいかにも日本男児的な人ではないといけないと思う。 そこで考えた。自分なりのキャストである。
藤原将之: ケイン・コスギ
最高!!最高だよ!やっぱガッチリした男役はケインだろ! どこが日本男児やねん、と思っても言うな!! 「サスガ セイメイダナ!」とかカタコトで言ってもかまわないから、 あの殺気だった戦いの雰囲気と、笑顔の時の弛みきった雰囲気を使い分けるケインにやってほしい。
ケインよ。はやく月9に出ろ。←何
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