友とは何か。愛とは何か。

MAD TIGERの
のも ...
〜〜  ヲ タ ク の 魂 1 0 0 ま で  〜〜


2002年05月24日(金) その時ファイトクラブに笑撃の事実が!!!!

ブッハァァァァ――――――――――――!!!!!!!

今日はかなりオモシロイ日だった。
何がってぇと、虎が学校を見事に卒業しました。
エヘ!!!!本当は何も威張れないんだが(汗)。卒業延期だったために仮卒の提出物がOKを貰えたのだ。
結果、本日卒業。
大変だった・・・作った作品はポストカード50枚軽く超えた。
ホームページも3つくらい作ったかな。ギャハ〜死ぬかと思った。
けれどすべては自分が悪いんだし、さらにはそれを「夏休みの宿題は最後にまとめてやります」タイプで
鬼のスパートをかけてやったのがさらに最悪である・・。
まぁ合格したし!!よかったよかった!!!!
学校の廊下で、先生から卒業証書を頂く。先生には本当に迷惑をかけたなぁと思い、涙が出そうになったが
そこは今の若者らしく、ぶっきらぼうに「ありがとうよ、先公」程度に収めておく。
卒業アルバムも貰ったが、どうせヤバいだろうと思いまだ開けていない。おそらく、一生開けない(笑)。
帰り際友達から電話があり、「卒業おめでとう」と言ってくれた。
友達にもグチったり何やり、迷惑をかけたなぁとしみじみ感じる。
ついでに友達は卒業アルバムを貰っていないらしい。そんなもんいらねぇ、という話しだった(笑)。←笑えない



しかし衝撃はそれだけではなかった!!!!



母親と父親に
「卒業しました。どうもありがとうございました。引き続き就職活動を頑張りますので、よろしくおねがいします。」
とメールを出すと、いきなり姉貴からメールが来た。
「卒業おめでとう!!けどオネエもけっこんするからおめでたいんだよ」
と、平仮名ばかりの馬鹿丸だしメールがきた。
また妄想かよ!!といった具合に、自分は「(゜A,゜;)・・・フ、フーン」と適当に返しておいた。
普段使わない顔文字を使ってまで、「相手にしたくありません。」を表現。
姉貴には確かに彼氏がいたが、煮え切らない相手に姉貴はいいかげんブチ切れていたのが今年の春・・。
それからどうなったのか知らないが、自分は姉貴のメールを「あっそー」程度にしか受けとめていなかった。
しかし帰宅して、兄貴が一言

「おねえちゃん結婚するんだってね。」

ぇ・・・・えぇぇぇぇ―――――――!ドヒャーマジっすか(汗)!!!
マジやったんすか!!!
自分は笑いが止まらなくなり、あの馬鹿姉貴がと思うとウヒャヒャヒャと一人で笑い転げていた。
姉貴は馬鹿だ馬鹿だと言われているが(自分だけか(笑)?)決して悪い人ではない。
ただ、うちの一族で唯一喫煙経験のあるワルである(笑)。
人の意見に流され、高校の時は「お母さんは若い方がいいから私20で結婚するもん。」「子供ができたら一人ッコにして、ブランド物着せるんよ!」「ヴィトンなんか、みんなが持てるんやけんえぇやん!買ってや!」「仕事嫌やからやめる。」
等の、ムチャクチャを言いまくっていた。
ある意味とてもピュアなんだと思う。
言葉のすべてに信念が感じられず、結婚するぞと言いきっていた20もとうに過ぎ、
彼女はやっと彼氏が出来て・・・多分初めての彼氏だろうか、幸せそうではあった。
ついでに言うと、姉貴は身長が172で体重は知らんが、かなりのスタイルの持ち主である。
ただ顔に自身がないらしく、一重なのをいつも気にしていた。
男に不自由はしたことがない・・というか、彼女自体が「お付き合いしたい」と思うまでのめりこまなかった
というのが本当のところだろう。
毎年の初詣&年越しは、ヤツは中学校から全部男と一緒だった。

そんなこんなで、姉貴が結婚するとなった。
あまりの面白さに爆笑しながら実家に電話をかけると、母親が出た。
虎「もしもし!!!!!!」
母「あら、ティガーこんばんわ、卒業おめでとう♥」
虎「ありがとうございます、そんで、オネエが結婚するて聞いたんスけど!!!」
早速話題を切り出すと、母親はションボリした感じの口調になった。
母「そうなの・・・できちゃった結婚なの。」



ハ?




ハヘ?






なに――――――――(笑)!!!!




母親はため息まじりに、「なんでもっと上手にできなかったのかしら」とか、動揺を隠せないでいる。
まさかうちの一族からデキ婚なんちゅーバカものが出るとは・・・!!!!!!
それが、うちの姉貴だなんて―――――!!!!ぎゃ――――(笑)!!!

「こういうきっかけの結婚だと、お婆様にも顔合わせできないわよ・・・。」

母親の言葉に、あー確かにどうすんだろうなぁ、と遠い目をする。
自分の一族はかなり古く、また伝統を重んじる傾向がある。
姉貴のピアスも大反対されたし、自分は髪の毛を染めた時、本家に行くことも許されなかった。
(もうピアスも染髪も解禁になったが)
さらにタイミングが悪いことに、本家のお姉ちゃんが来年の春に青年実業家と結婚する。
そのお姉ちゃんも立派な人で、それはそれはすばらしい二人だなぁと思っていたところで・・・
うちの姉貴は年収の少ない旦那で、さらにできちゃった結婚か・・・。






ハァ。







母親と喋っていると、姉貴がわざと計画したんじゃないかという疑惑が浮かんだ。
母親は、そう思うでしょ?と言ってくる。つーかそうだろ(笑)。
煮え切らない相手に業を煮やし、わざとその日をぶつけたか・・・ゴムに穴かどっちかだな。(多分日をぶつけたな。)
父親は比較的理解を示しているらしい。
あの、父親が・・・・(汗)。多分思考回路がブッ壊れたんだろうなぁ。
父親本人もそういう自覚があるらしく、結局は「もうどうでもいいよ。」と諦めているっぽい。



結婚自体はとても素晴らしいことだと思う。

しかしそこに「子供ができたから」という理由づけがされるだけで、どれだけの人を悲しませる事だろうか。



出来ちゃった結婚は近年増えていて、またそれを正当化する人がいるが、
実際これは日陰でなければならない事だと思う。
古い考えだとか言われてもかまわない。それを正当化して、結婚の理由にするなんて最低だ。
子供が出来る前に、なんで結婚に踏みきらなかったのか?
そこまでの気合のない人に、「妊娠」というキッカケだけで結婚を考えさせるのはおかしくないか?
エッチをするなとか言っているのではない。
ただ、馬鹿だということだ。「出来ちゃった結婚」とはまた名がいいな。
馬鹿女と馬鹿男が知り合って、馬鹿夫婦になるんだから「馬鹿婚」でもよくないか?←酷
正直、家族の気持ちになったらこれはかなりキツい。
別にキツくないよ、という人ももちろんいるだろうが、自分は家柄とその子供のことを考えただけでキツい。
うちは一族でも4男でどうでもいい分類に分けられているからまだ穏便に事が運びそうなのだけが救いだ。

やっぱり馬鹿な姉貴は、馬鹿な結婚しかしなかった。
最後まで馬鹿を貫く姉貴は最高のエンターティナーだと思う。





馬鹿な離婚だけはやめてくれ。



とりあえず、結婚おめでとう。
そして、この話題ですっかり影をひそめた自分の卒業も、おめでとう(涙)。




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