2002年05月06日(月) |
昨日に引き続きち○ちん。そしてDEAD BEAR |
昨日の日記の題名「ちんちーん電車でのんびり旅がらす〜♪」にちなんで 今日はち○ちんネタを。←おい
本日友人3人と久々に遊んだのだが、会うなりその一人が「じゃぁ映画見るよ。」といってきた。 「映画見ようよ」という誘いではなく、もうお前らの運命は決まっているのだ的な言いきり方である。 何を見るのか聞くと、「HEDWIG AND THE ANGRY INCH」だと言う。 邦名ヘドウィグアンドアングリーインチ。日本語で書くといかにもマヌケなのがまたオツだ。 自分はこの映画を知らないわけではなかった。 むしろ、見たいと思っていたがいつもの惰性で見なかった。 今日友人の強引な誘いによって見られる事が、嬉しく感じる。
↑ある意味ヴィジュアル系
主人公のヘドウィグ。 見た瞬間にMANAちゃんばりの違和感を感じると思う(笑)。 この濃い顔、濃い化粧。ドラァグクイーンのはしりのようなその様相は、まさに男性である。 そう、彼女(彼)は男性でもあり女性でもある。 :::MAD的あらすじ::: ヘドウィグはロックスターである。 ロックスターとは名ばかりの、小さなクラブで歌う生活をしていた。
ヘドウィグは子供の時の虐待と意味不明な家庭環境と激しくロックを聞きつづけ育った。 大人になるととても美しくなったのだが、家庭環境もあり(多分トラウマが大きいのだと思うが)ホモセクシャルになっていった。 彼の美しさを、初めての彼氏曰く「君が男性だとは思えない。」 そして彼は去勢手術を決意。そう、男である象徴○ンチンを取ってしまうのだ。 しかし彼の手術は失敗し、肉の塊が1インチ程残ってしまった。 それを機に、彼は女でも男でもなく生きることになる。
ツバを吐きかけられる生活。 そして恋人の裏切り。 昔の恋人が、ヘドウィグと作った曲を自分が作った曲と称して歌うと、一気にロックスターへとのしあがっていった。
その恋人を訴えるべく彼のストーカーのように、コンサート会場の近くで歌いつづけるヘドウィグ。
元恋人への復讐とも思える執着心や、そこに垣間見える愛が辛い。 :::::::::::::::::::::::::::::::::::
ボロボロ泣ける映画ではなかったが、ジーンとして感動する場面がたくさんあった。 また、歌が格好いいのなんのって!!!! イカれたように暴れたおし、店を駆け回り、けれど歌詞の内容が胸に突き刺さる。 恋人に何度も裏切られる彼女だが、そのシーンではひとりの女の子にしか見えず 本当にカワイイと思った。 というか、本当にマジで激カワイイ。←マジで 登場シーンや歌っているときの格好が衝撃的だから引いてしまうかもしれないが、 劇中に出てくる私生活のシーン・・・それこそ恋人とイチャイチャしたりするシーンは とても愛らしい一人の女の子にしか見えないのだ。 また、ホモセクシャルと言えども彼女は体も女になろうとしているから、 男性が見ても嫌な感じはしない映画だと思う。
とにかく歌のシーンはミュージカルのように展開する。 ヘドウィグの描く独特の絵(アニメーション)がその歌の世界を表現するのだが、その詩がまた、切ない。 1インチ残ってしまったという怒りと、悲しみと、そんなものくそくらえだという気持ちがとても伝わってきた。 他の曲では女の子の気持ちを歌ってみたり、人間ができた神様の仕業を歌ってみたり、 本当にロックテイスト溢れる作品である。
DVDが出たら是非買いたいと思う。←プレイヤーがないから見れないじゃないか!! ちなみにCDも物販でうっていたのだが、あの映画は映像と組み合わされて最高なものだと思うため 自分は買わなかった。 曲は本当に素晴らしい。歌詞も本当にすばらしい。 映像も美しくて、久々に衝撃的な作品であった。
ここから自分的な萌えどころと萎えどころを書くが、見たくない人は飛ばしてちょんだい。 >>萌えどころ<< *20歳くらいのヘドウィグが全裸でひなたぼっこしているシーン。美しさに息を飲む。 *そのヘドウィグが顔を上げるシーン。かなり格好いい。ヤバイくらいかっこえぇ。 *そのヘドウィグがムチャムチャとグミを食べるシーン。かわいすぎで憎い。←何 *そのヘドウィグがグミをおぇと出すシーン。なんで出したのか分からないがもう愛らしさ爆発。 *そのヘドウィグがお菓子を追って外人と会うシーン。ベタでエロすぎ(笑)。 *その後女性(?)になったヘドウィグ、彼氏(将来ロックスター)とのイチャイチャシーン全部。 あれはガタイのいいかなり綺麗な女にしか見えない。 横からのカットは細くて、華奢で、綺麗で、まるでブリトニー。 *ヘドウィグの歌う姿。萌えすぎ。ていうか格好よすぎて見とれる。 *ヘドウィグの声。かなりいい!!なんてシビレル声なんだと思った。
あとはヒミツ♥
<<萎えどころ>> *ヘドウィグの夫の声が女くらい高い(笑)。 *終わりの意味がちょっとわからない。(なんとなく解釈するしかない。) *後半バンドのメンバーの態度。ムカつく。ヘドウィグは悪くないぞ!!!←萎えるというか辛い
自分が激しくオススメする映画のひとつになりました。 ヘドウィグ大好きやぁ。 (ちなみに上に出した画像は自分が買ったポストカード。)
さて、昨日書いた死熊情報!!! (説明しよう!死熊とは通称DEAD BEARという、愛らしい熊タンのぬいぐるみなのだ!! MADはそれを一生懸命集めているのだ!!)
驚くなかれ、その死熊は・・・・・・コレだ!!!!
↑よちよちくまたん
カワイイ!!
またそのヨチヨチした感じが、いいね!!
ねぇ、ねぇくまたん!!こっちを向いてよ♥
ねぇねぇくまたん♥
↑くるっ
・・・え?
↑くるっ
ぎゃ―――――――――!!! おまえニセモノじゃねーかよ――(爆笑)!!
中国で激安のヴィトンなみの精巧さ。←ホントかよ ちなみに、ホンモノのDEAD BEARのデライラをパクッたと思われる。 スゴイ!なんて分かりやすいニセモノなんだ!! その表情からは、自分がニセモノであるという事に誇りを持っているようにも感じられる。 ちなみに売っていたのは雑貨やさんで、マグカップに入って¥500円という状態で売られていた。 その箱には 【★★★人気柄のかわいいぬいぐるみ!マグ&ぬいぐるみセット★★★人気柄のかわいいぬいぐるみ!】 と書かれている。「人気柄のかわいいぬいぐるみ」と自ら称さなければ 誰も「人気柄のかわいいぬいぐるみ」だと思ってもらえないと分かってのことだろう。 しかも2度も、しかもビックリマークまでつけてそこを必死に主張している。 悲しすぎる。 マグカップ自体はなんの変哲もないものだが、☆の豹柄に黄色の文字で「SUPER BEAR」と書かれている。 何がスーパーなのかもわからず、悲しみに追い討ちをかける熊。 以前見かけて欲しくてたまらずに見送ってきたのだが、とうとう品薄なのが発覚して速攻購入してみた。 自分がニセモノだと分かっていながら、ニセモノ道を貫く超熊(スーパーベア)。 彼も死熊同様、かわいがってやりたいと思う。 というか、今度死熊にドサクサにまぎれて入っている写真を撮ろうと思う。 おたのしみに。
【オ マ ケ】
↑夢の競演(左:超熊 右:死熊)
MAD TIGER地味作品集
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