2002年04月07日(日) |
実は・・同棲してました。 |
同棲していた。
誰が?
♂♀(オスメス)が!!!!
【説明しよう!】 ♂♀とは、MADのバイト先の友達で、一人の人間のあだ名である。戸籍上の性別は男! しかし激しいオネエ喋りと、一人称が「アタシ」、さらには料理が上手でお菓子作りが大好き!! さらに女用の仕事を好む事から、バイト先の誰もがオカマちゃんだと思っているのだ! しかしスタイルは極上、顔はいいので勿体無い! 昔はヤツに惚れた時期もあったが、今はぜんぜんナイ!
その、♂♀・・・同棲をはじめていたのを最近知った。
男と。
・・・・。
リアルゲイでいいですか。
疑惑がある上に、聞かれても否定もせずに、そしてひっそりと同棲が始まった。 相手は同じ学校の友達で、以前から話しは聞いていた人物だ。 2年前から聞いていたから、高校時代も友達だった人かもしれない。 その「彼」とは一緒に留学して、楽しい時間を過ごし、たくさんの思いでを作ってきたようだ。 自分(虎)はピアスが好きである。その「彼」もピアスが好きで、相当なモノズキらしいが その痛々しいピアスの穴を開ける場にも♂♀はいて、その時の状況をナマナマしく語ってくれた。 だから「彼」が自分と♂♀の会話に現れるときは、「あのピアスの人がね〜」という話し方になる。 そうしてたくさんの話しをされたせいで、なぜか自分の中で「ピアス野郎」の知識が溢れンばかりになってしまった(笑)。 ♂♀は、MADがそんなに「彼」の知識があると思っていない。 しかし侮るなかれ、恋のチカラは恐ろしいものだったのだ。 約1年半前、恋真っ只中の自分は♂♀の話しが楽しくてしょうがなかった(らしい)。 だから、今でも話しをされた事をたくさんおぼえている。 しかも「彼」を友達と表して、まるでたくさんの友達と交友関係があるように思わせながら喋る♂♀の言葉は すべてを繋ぎ合わせればピアス野郎に行きつくのがバレバレ。 多分喋った本人は分かってないが、自分は覚えていた(笑)。
――例えば――
「今度学校の友達と留学するの〜♥」 ↓ 「友達が、○○にピアス開けたの〜。ちょぉすごいの〜!」 ↓ 「一緒に留学した友達と、スキー行ってきたの〜♥ 友達ピアス好きで、寒いし冷たくてイタイって言ってたんだよぉ〜。」
<<ここで、"一緒に留学した友達"=ピアス(変な場所)という事がはっきりする。>>
その友達なんか、ピアスの場所で見りゃ一発で分かる。 だから今日、店に二人で買いにきたとき、唖然としてしまった。←スマン まさかピアス野郎と同棲しているとは・・・・。 しかもいつも帰りが遅くなるときは、 「帰り遅くなるから〜。心配いらないよ〜。」 ってなんですか、ソレ(涙)!!! 相手が心配で眠れなさそうだから報告ですか!! あぁ〜、大丈夫かなぁ〜、アイツしんぱいだなぁ〜。と、モンモンとして目がギンギンって事ですか!! 目だけじゃなくて股間もギ(略)ですか!!!! あぁッ!
やめて―――――――!!
目の前で惚気るのはやめて―――――(爆笑)!!!
その♂♀と、バイトの仲間3人と昨日カラオケに行ってきた。 皆の素晴らしい歌にまじって個性を発揮しすぎている♂♀の歌・・・。 きよしのズンドコ節を歌っていた自分も十分個性的か。まぁどっこいどっこいだな。 そのカラオケの帰り、「○○ってこっから電車で遠い?」と聞かれた。 「そうやねー、1時間くらいかなぁ。なんで聞くん?」と聞き返すと、♂♀は嬉しそうに 「明日コンサート見に行くの!」と微笑んだ。 フーン、そうなの。といった様子の自分を含めた4人が彼を見る。 すると何やら慌てた様子で、「と、友達と行くの!」とワタワタしている。 何も聞いてないのに・・・。 別にいいけど。誰と行こうが。
と、思っていた矢先の本日バイト先への「彼」の出現。
身長は虎と同じくらい。 男としては低い部類ではないだろうか。 ♂♀との身長さは15cmは確実にある。 しかし♂♀と違っているのはその髪型と、色。そしてピアス。 いかにもワルを醸し出していて、「俺は群れるのは嫌いなんだゼ」といった様子が手に取るようにわかった。←ホントか 単純バカの様相を呈している♂♀。 反して危険な香り漂うハードボイルド野郎。
どっちが先に惚れたんだ!!!
もう手は繋いだのか!? チューはしたのか!?←コラ それ以上は聞かないが、彼との関係をハッキリさせてくれ―――!!!
それでないと、バイト先の皆(自分も含め)の妄想はどんどん膨らむ。
【本日「彼」を見たバイト先の仲間の感想】
*「すばらしかった!とても似合っている!」21歳・男
*「ちょっとハードすぎではないか。」21歳・男
*「♂♀のどこが好きなのか聞いてきてもいいか?」←ダメです 23歳・男
*「ウチの子があんな風に育ったら、ちょっと辛いなぁ。」32歳・男(2児のパパ)
別にカムアウトされても偏見の眼差しとかしないから。 やっぱり不安なんだろうけど、そこいらを受け止める自信はある。 はっきりさせないからネタにされるんであって、ここで真剣に打ち明けたら誰もネタなんかにできない。 ピュア・ラブは誰にも邪魔できないのだ。
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そんで、本日バイト中に店長(これからテンクソと呼ぶ。)から呼び出しが。 「あーまたオッサンのお小言かよ〜」と思いながら事務所に入ると、 ハイッと勢いよくカードを渡された。 そこには「THANK YOU! Best smile!」と書かれている。
「・・・なんなんですか。」
新手のいやがらせか? 「早くどっかいけよこのデブ!」とか言いたいのか? するとテンクソは「いつもありがとうね。これからも新人の手本になってよ。」と言って背をむけた。 ・・・なんなんだ? これを渡して、何をしろと言うのだ? ポイントが上がるとでも思っているのか!ヘッ!腐った大人はこれだから嫌だ!!
・・・と思いながら、嬉しくなってがんばって仕事をしてしまったバカ一匹(笑)。
自分はピュアだとつくづく痛感させられる。←マジですか
MAD TIGER地味作品集
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