黒い羽根 ひとつ空の彼方に堕ちていく日常夜は世界を支配する黒く染まる空の端で 今宵も小さく 星が瞬く囁き声さえ響きそうな 静寂に翼を靡かせて 空を舞う想いは遠く 時間が遠く連れ去っていく想いはいつも 時間がいつも消していく黒い羽根 ひとつ僕の頬を掠めて 落ちた足音さえ響きそうな 静寂に翼の動く 音が伝わる想いは何処か 時間が遠くへ連れ去っていく想いはいつも 時間がいつも消していく黒い羽根 ひとついつでも 此処に 落ちている