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■ 死の瞬間
「死の瞬間、短い間に過ぎ去った人生での体験を 思い出す」とシュタイナーは言った 同じ様な出来事が生きている間にも起こる それは死ぬ様な危険な目にあったり 大きなショックを受けた時である 水に溺れたり山から転落して死にそうになった人は 自分の人生が心のまえに現われるのを体験する
私も体験者の1人だ しかも それは自分の事ではなく 過ぎ去った人生を走馬灯の様に思い出していったのは 死の世界と旅立った人の人生の思い出だった
それが本当にその人の人生なのかどうかは 死の世界へ旅立った人に確認する事はできないので わからない
その思い出は近い過去から遠い過去へと戻っていった つまり誕生から、その日ではなく その日から誕生までと行った様に逆の順序であった 走馬灯の様に人生が逆に流れ誕生の瞬間に至った
魂が次の肉体に宿る準備が出来た時には 前世で過ぎ去った記憶が現われるらしい 非常な苦しみを前世で体験したり 困難な人生を歩んだ人は 新しい肉体に魂の一部しか入らない 自分の人生を見てショックのあまり 魂が完全に肉体の中に入るのを控える
前世の自分の人生を見てショックを感じ 誕生を拒否するのではないだろうか
魂を癒す必要性があるのは 残された者の魂のみではないと私は思う 死へ旅立った人の魂を 生きている人が癒し次の新しい人生へ送り出す それが出来るのではないかと思う
自然死は肉体から魂が離れる準備をして 死の世界へ旅立つ よく耳にするのは 自殺者や事故死(即死)の魂は さまよい中々あの世へいけないと聞くが それは突然に健康な肉体を失った事と 関係があるのではないでしょうか
肉体は滅びても魂は残る
死は終わりであると思う方はその様に 死は始まりであると思われる方はその様に 考え方はとても自由
すべてが自由
2003年02月01日(土)
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