シュルデディッヒ
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2008年10月20日(月) とりあえず兄弟は私を救うよ。

BL小説を読んでものすご萌えた勢いで感想を書こうと思ったのに、うっかり某乙女ゲーメーカーのまとめwikiが面白くて(ありえないという意味で)つい全部読んでしまいました。あー何もしてない。
この間は某アンソロ出版会社のアレコレブログ読んだんですけど、会社って思ったよりもトンでもないものですね。
てかあれで会社が成立するなら誰でも会社作れるわ。
とかなんとか言いながら、S村さんがその某乙女ゲーメーカーに関わってしまう事実に改めて絶望するのです。
評判悪いとは聞いてたけど、そこまでとは思わなかったよ…。
ゲームはやらないだろうけど、イベント・ラジオにつかまると痛いなあ…。

で、ですよ!
最近とんといいBL小説に出会えないことに嘆いていたのですが、気づいたのです!
文庫で当たりが見つからないのなら、まず雑誌を読めばいいじゃない。
雑誌ならいろんな作家さんのいろんな話が読める!これは素晴らしい!
ディアプラスは買ってるので除き、ルチルも結構文庫で読んでるから除いて、結局リンクス買って来ましたー。
ディアプラスとルチルは読みすぎて飽きてきた節もあるからね…。やっぱレーベルごとに作風というか、特色あるよね。
本屋で見たらB-BOYと花丸もあったけど、却下してきました。
花丸は昔から変わらないその作風にむしろ漢らしさを感じました。私は読まないけど。
リンクスはちょっと前は結構読んでたんですよね、新書のほう。ただ新書は単価が高いのでどうしても文庫に流れがちだったのです。

とりあえず1作チョイスして読んでみたのですが、兄弟キター!!!!!※兄弟モノ大好き
桜木ライカさんの「朱の鎖」ってお話。たぶんこの人の話は初めて読む。
面白かったよー!萌えた!
弟×兄(ちなみに双子)なんだけど、この兄が!兄が…!

簡単あらすじとしては、病弱な兄、健康な弟。成長するにつれて弟は兄へ抱いてはいけない感情を抱く。離れようとしても離れられず、荒れる弟に兄だけは昔と変わらずに接する。そんな中、兄がクラスメイトと一緒にいるところを見て嫉妬に駆られ、弟は無理やり兄を犯す。そんなことが何度も続き…。

てなもんですが、兄は病弱で所謂まんま受けキャラ。
弟が苦悩する様をにやにやしながら読んでたんです。このまま兄がなあなあにほだされて…みたいな展開だと思ったんですけど。

(一応ネタバレなので伏せてみる)

兄、まさかの腹黒、確信犯でした。
実は兄のほうが先に弟のことを好きでした。
弟の前で首をかしげて名前呼んだりするのも、昔と変わらない態度なのも、クラスメイトを使って嫉妬させけしかけたのも、全部確信犯なんだぜ…!!!
何も知らない無垢な態度も全部…!萌えるだろ、これ…。
口調まで変わるんだもん!普段いかにも受けって口調なのに、男らしい口調になったときのギャップ。てかこの人絶対Sだよ。
「なんとも思っていない奴になら、いくらだって愛想笑いできる」
これが受けという素晴らしさ!ギャップ万歳!
むしろこのまま弟を押し倒してもいいくらいだと思います。
兄が確信犯なのをわかった上で最初から読むと印象違いそうなのでまた読みたいと思います。

リンクスはやっぱ大丈夫、安全株だな。
投稿ページも見たんだけど、年齢層高かった(笑)
残りもぼちぼち読んでいこーっと。
で、ピンナップの「お金がないっ」ですが、誉ちゃん、これは狩納さんに殺されるんじゃね?(笑)


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