2008年02月02日(土)
あの人が、あの時。 私の手を離してくれたこと。 私たちが出会って、 でも、結局別れて。 お互い別々の道を歩もう、としたこと。 それは全部。私のために、 アイツが私にくれたチャンスなんじゃないか、と思う。 私からは、絶対離れられなかったから。 アイツが、私に、 好きなように生きなさい!って、 自分の好きな所で、好きなことを存分にやって見なさい!って。 満足いくまで、やってみなさい、って。 そう思って、そのためにくれた、チャンスなんだと思った。 別れることになった時から、そう感じてた。
アイツがこの前、会いに来たときに言ってた。 「あの時のおまえは、別れたそうだったから・・・」 そうつぶやいた時、ちょっとドキッとした。 あの時の私は、アイツじゃなくて、 自分の未来をとった。 だから。。。
両方手に入れたかったけど、それは出来ない。って分かったから。 だから、そうした。 「お前はゼミに入ったくらいから、変わった」 その言葉も、そうかもしれないな、と思った。
自分のために、今の時間を使おう、そう思ったのなら、 今はこの寂しさとか、そういうのには、耐えなきゃ。
あの時、私は思った。 アイツのせいで、これが出来なかった、とか、そういうことは絶対言いたくなかった。 あの人のせいで、なんて言って、逃げるくらいなら、責任押し付けて、いつか後悔するかも知れないんだったら、前に進もう。 そう思って、私は大学4年生を頑張った。 そして今も頑張っている。
自分が納得するまで、ちゃんと頑張ろうと思う。 アイツへの手紙にも書いたから。
自分の気持ちなんて、やっぱりよく分からないけど、 今も、きっと、アイツは「特別」だよ。 もしもまた、巡り逢うのなら、また会おうね。 また話そう。たくさん。 それが現世でも、来世でも。 私はその日を、楽しみにしています。
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