朝の9時ごろ、自宅に電話がかかってきた。 相手はどこかのお婆ちゃん。
「もしもし、佐藤さんのお宅ですか?」 「違いますよ」 「山田ですけど、お婆ちゃんいる?」 「いえ、うちは佐藤ではないので」 「でも、(アナタは)みっちゃんだよねえ? お婆ちゃんお願いします」 「いえいえ、みっちゃんではありません」 「じゃあ誰かしら? とにかく佐藤のお婆ちゃんをお願いします」 「うちは佐藤さんちじゃないですよ〜?」 「あれ? 電話番号は○△×−▲×?−▽□%●だよね?」 「その番号はうちのものですけど、うちは佐藤ではないです」 「でも番号はあってるから、お婆ちゃんはいるでしょ?」 「いやー、うちにはいないです。番号自体間違えてるんじゃないですかねえ?」 「おかしいねえ。まあ、とにかくお婆ちゃんを出してください」 「うちにお婆ちゃんはいないですねえ」 「でも、みっちゃんでしょ?」 「みっちゃんではないです」 「じゃあ私が今話してるのは誰かねえ?」 「みっちゃんじゃないことだけは確かです」
というやりとりを5分くらい。 最終的には納得してくれたみたいだけど、なんかコントみたいだたよ。
どこかにいるみっちゃん、これを見たら山田のお婆ちゃんに電話をしてあげて下さい。
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