Sea Story

2002年10月05日(土) 家ごと火をつけたくなりました。

昨夜から、ヤツの影が。

いや、影ではなく、私は目撃したのだ。


ヤツにおびえて暮らす日々は、もう、いやなのに・・・。

こんなことならいっそ、ひと思いに殺してくれ。

到底私では太刀打ちできない相手だろう。


そんな夜に限って、家には私一人。


このまま負けてはいられない。

右手に武器を持ち、ヤツが出てくるのを待つ。


しかし、ヤツが姿を現したのは、あの一瞬だけだったのだ。





朝。

あまりにも爽やかな日差しの中に目が覚める。

今の私には、まぶしすぎるくらいの太陽。


なんとか無事に目を覚ましたことに感謝しつつ、ヤツの姿を探す。


何処に潜んでいるのか、ヤツを見つけることはできなかった。



午前1時45分。

ついにヤツが現れた。

不意打ちとは卑怯なり。


私は叫びつつ、兄に助けを求めた。

こんな時、男性が一緒だと頼もしい限りである。



緊張の一瞬。



遂に兄がヤツを仕留めた。


ありがとう、お兄ぢゃあん!!


でもね、なんでヤツがうちに来たか知ってる?


だからさ、網戸を閉めないで窓をあけっぱにするのはやめれって。


Gです、G。あの脂ぎった黒いヤツ。


アイツが何処からか来ちゃったんですよ。

まるで30センチくらいのヤツが。(当社比)

まじでもう終わりだと思いますた。


明日から10日まで兄が家にいないので、
今日中に仕留められて本当に良かったです。


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