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「暗幕」日記

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2003年04月03日(木) 夢記録:合宿所の紅茶/バスが来ない

【夢の内容】
(1)自宅から離れて多くの若い人が病人の世話をしているところに、母とともに手伝いに来ている。その家には病人はいなくて、白衣を脱いだ人達が食事と休息をとる家らしい。母は真夜中を過ぎてもまだベッドに入る気配はなく台所で何かしている。
昼間だんごのようにからまって眠っていた女の人達四人が置き出してきた。帰宅した男性たちがソファでくつろいでいる。リビングのテーブルに褐色の飲み物がある。紅茶をいれようとしたらそれもすでにコーヒーでなく紅茶だった。残っていた香のよいティーバックを使おうとしたら男性の一人が慌てる。それが残りのひと包みだったらしい。ティーバックはやめて茶葉から熱いのをいれようとする。

(2)学校時代の友達と別れて朝バス停に行く。昨日の昼おりた停留所なのは確かなのに気がつけばもう四時間近くも待っている。隣の中学校からはさっきわかれたばかりの友達とそっくりな顔が制服姿でぞくぞく通りすぎる。停留所にたまっている制服すがたのうちひとりに、「ずっと待っているのだがバスが来ない」と相談してみる。そんなことは今まで聞いたこともないらしい。
表通りに短い列ができていてそこに荷物をまとめて並ぶ。

(3)徹夜あけ、コンビニに行くという友達に遅れてポストまで郵便をひとつ出しに行く。通りの向かい側の歩道は急な坂になっていて石につかまるようにして登る。ある家の前のショーケースに、老婦人の思い出の品である、当時としては珍しい非飽和ガラスの水盤の説明があった。病弱だった彼女に父親がそれを買ってくれたそうだ。うすくくすんだ緑色が一様なその水盤がむきだしに台の上に置かれていてすでに割れて損じている。
また別の家の前の飛び石では子犬と子猫がたまっていた。しゃがみこんでかまうとその一匹は白い折れ耳の犬だったらしく手を舐められる。
晴れた明るい朝。



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