「暗幕」日記DiaryINDEX|old|new
4/4付の日記に対する反応と、コメント。
re: y「窓のとおく」(0265) 色メガネ/知的財産の保持 →多分、読者にはそれぞれの都合があるんだし、それはそれでいいんだと思います。ただ、書物の経済がどうなろうとしているのか、そしてそのことに読者は当事者なのだということを知ってほしいと云うことなのだと思います。 (jouno, 04/05, 17:42:18)
ぴくめも(2002/04/05 (金) 書物の経済?) そもそも、「素晴らしい書物」なるものが消えてなくなる不安、手に入りにくい不安はあまりない。いいものは必ず存続する。それぐらいに信じている。 残念ながら私はそれほど楽観できない(本の取り寄せを頼んで品ぎれ[絶版]と言われて買えなかったケースはたくさんある。運良く手元にある本で今はもう買えない本のなかには、私にとって不可欠な存在といえるものもある)。大出版社と地方出版社では、広告に回せる予算も流通範囲も違う。また、本の場合どのような特性をもって「質が良い」とするのかはまちまちだ。ジャンルによっても違う。ミステリー小説に限ったとしても、トリックの斬新さか、犯人の意外さか、探偵の推理過程の鮮やかさか、はたまた脇役をも含めた登場人物の魅力であるか。
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