「暗幕」日記
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2002年03月20日(水) |
建設的な意見交換への切望 |
「建設的な意見交換」への切望 胡桃の中の航海日誌 なるほど、「テキストを主体としたwebサイトを通じての交流」という意味ならば、私は拒絶していない。テキスト風聞帳や日記じゃんくしょんといった、感想を気軽に書ける場の存在が相互のコミュニケーションを活性化させるというのにも異論はない。しかしその内実と、私が持っている「コミュニティ」なる語の持つ中身はまだ断絶がある。 日記才人やテキスト庵などへの登録の有無に関係なく、webを通じて広い世界に言葉を発信したその瞬間から、それを見た人からの反応は覚悟しないといけないであろう。同時に、他人のwebサイトに対して適切な反応を返す義務も生じたと私は考えている。(尤も、自分のサイトに対する反応への対処と、他人のサイトにレスポンスを返す行為とでは前者の方を優先すべきなので、余暇の絶対量に比べてアクセス数・反応数が多いサイト持ちは後者の行動に割く時間や労力の余剰がなくなってしまうのは仕方ないと思う。参考:個別的な意見交換をお断りする理由 in じぶん更新日記) 「webを通じた健全な交流」「建設的な意見交換」への憧れが私にもあるが現実はまだ遠い。
夢記録:装身具を借りる【夢の内容】1)出発 1泊旅行なのに手ぶらで家を出る。着替えもない。 2)先方での夕食はきちんとした服装をしないといけないらしい。連れの一人は黒いTシャツにGパンだったが、そのTシャツも真珠の飾りを縫い付けたものにいつの間にか変わっている。私は今夜寝るまでは今来ているシャンブレーのワンピースで過ごすつもりだったが、黒いジャージーのワンピースに替えた方が良いかと思い始める。先方の若い姉妹がアクセサリーを貸してくれるという。屋根裏からラピスラズリの円形のイヤリングが落ちてきた。拾ったらハート型の、ピアスが3色揃っていた。 3)上代の部族社会。母の実家である一族に出向いたら、ちょうど陰謀の最中だった。さっきまでそこに座っていた男たちは何か理由があって、ここを離れてすぐ捕らえられて処刑されるのだと言う。
過剰反応・web日記の意味(2)コミュニティという言葉がなぜ昨日のような文章を私に書かせたのか半日考えていた。コミュニティ[ー]→共同体、地域社会という連想で反発してしまったらしい。
例えば目的を考える。ネットの伝播力を利用して恋人や結婚相手を探す人(日記のタイトルで容易に想像される)は、書く目的においては私と対極に位置する。その書き手がまちがって私にコンタクトしてもお互いに時間の無駄であろう。つまり、単にwebで文章を発表しているというだけでは、共同体を形成する前提としての共通項としては弱いのではないか。
たくさんの日記リンクが並んでいる。その中にはもしかして、自分と波長の合う相手がいるかもしれない。サイト名・分類・題名などを手がかりにある日記に飛んでみる。読んでみて何かを思い、文章にできそうであれば文中リンクして日記を書く。これは確かに一つの交流だ。
残念ながら「見なかったことにしよう」と思うこともある。先日のように、登録サイトに並んだ文字を見るのも苦痛な場合もある。テキスト庵でさえ登録テキストは2000を越えた。同じサイトに登録しているからといって共同体といえるのだろうか。
※題名と内容が合ってないですが今夜はここまでで。
[追記]窓のとおく(3月19日)偶然ですが「見なかったことにはしないで」には思わず笑っちゃいました。「見なかったことにする」と「なかった[ない]ことにする」は違いますってば。黙殺すると思われたら私が悲しいので。
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