「暗幕」日記
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2002年02月27日(水) |
個人サイト界の富の偏在 |
この項経済学を知ってる人には穴だらけだと思います。間違っている箇所はぜひ教えてください。 「人生ゲーム」というゲームがありました。コンピューターゲームではなく双六様の家庭用ゲームで、何度かのりニューアルを経て今も売られてはいると思います。今現物が手元にないので記憶で書いてますが、かつて私が遊んでいた初期の頃のそれは、学校を卒業して社会に出たプレイヤーが、ゴールまでにどれほど所持金を増やせるか競うゲームでした。ゴール直前で所持金額を質問され、ある金額を超えていれば億万長者のマンションに、足りなければ「貧乏農場」にたどり着くことになっていました。 ちょっと脱線なので字下げ。引用じゃないですけど。どうして「農場」だったのだろうね。小作でなく自作農で、「農場」と呼ばれるほどの固定資産を持っているなら全然「貧乏」ではないと思いますが。 その「人生ゲーム」を我々は、最初に全員に2万円分の借金を課すローカルルールで遊んでいました。これだけ借りがあっても滅多に農場行きにならなかったです。もしも全部のコマ分、指定された金銭収支を出したらかなりプラスだったんじゃないかと思います。 プレイヤー全員が億万長者になれるのはもちろんゲームという閉じた世界だからで、ゲームのセットには、推奨人数を十分長者にできる模擬紙幣が予め入ってもいます。この中では、模擬紙幣という誰もが欲しがる財が供給過剰であるというだけで。
さて、今までのは前振りです。個人サイト群に対する需要と供給はどうなっているかを考えます(話を金銭の絡まない、非営利サイトに絞ります)。各サイトに供給されるアクセスとは、個人であるという点でサイト管理者と同等な訪問者が、個人サイト閲覧に割く時間と労力の総和ではないでしょうか。そのパイを、(ここを含め)あまたのサイトで分け合っている現状だと思います。 個人サイトの世界で供給が足りているかどうか私は明言できません。自分のサイトに欲しいアクセス(需要)は人それぞれでしょうから。しかし通貨同様に、偏在していることだけは確かです。 **************
創作:幾何学心模様 ・問い:地球上でとある1点から最も遠い地点はどこか。 答え:その1点に可能な限り近接した隣。べクトルが逆なら、地球1周分で最も遠い。
・問い:地平線の向こうで、2本の平行線は一致するか。 答え:それは目の錯覚である。嘘だと思うなら「地平線」まで行ってみればわかる。なお、「てっぺんまで登れば星に手が届く木」「虹への足がかりがある世界の果て」なども同様。
・問い:XYZ座標すべて合わせた。あの人に会えないのはなぜか。 答え:あなたが解く方程式は次元が一つ抜けている。4次元め、すなわち時間という座標を考慮にいれないといけない。あなたの時計が壊れているのにあなたは気がついていない。もしくは、相手と時間がずれてしまった。
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