「暗幕」日記
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2002年02月04日(月) |
夢記録:オオムラサキ、他 |
【夢の内容】
1)食卓の上に、文房具のパッケージにあるような透明なアクリルケースの箱に黒い毛むくじゃらの何かが入っていた。近づいてみると焦げ茶色の蛾だった。黒い眼がこちらを見たような気がしたがそのままに出勤した。 夜に帰ってきてまだそのままあった。箱の中で動いている。これどうしたのと同居人にきいたら銀行の景品でもらったと答えた。それにしても生き物を、身動きもままならないこんな狭い箱の中に閉じ込めておくのは可哀想だ。外は冬でも、室内ならまだ暖かくしばらくは生きられるだろう。 近づく鋏をどう思ったかは知らないが、君を害するのではなく解放するためだったのだよ。縮んでいた羽根は開かず飛べたのか飛べなかったのか私は見ていない。しばらくしてテーブルの上を見たらいなかった。それからその蛾の姿を私は見ていない。
2)観葉植物の幹におおきなさなぎがついていたのを見ていた。今通ったら鮮やかな青い大きな羽根の蝶が止まっていた。オオムラサキだ。はじめて見た。 花屋さんがさなぎつきで売っているらしい。さっき見たらオスメスのつがいが二組あった。それにしてもオオムラサキは天然記念物では?
3)親戚でマンガを書いている同年代の女性(以下A)のマンションへ遊びに行く。着くと、商業誌でも仲良しと書いている同ジャンルの女性マンガ家(B)もいる。美貌で有名な人だが、今は吹き出物が目立つ。もしかして修羅場だったのかな? にしては雰囲気がのどかだ。「あそびに来たならこのノートに何か書いて行って」とAに渡されたスパイラルメモは、1ページ1日で時間ごとに何か記録があった。持参の万年筆とブルーブラックのインクで名前と時刻を書き込む。この紙はペン先にひっかからず書きやすい。何でもメモにする習慣は、いつもネタ出しに追われる必要性から身についたものかな。
4)よく見る、遅刻なのになかなか学校に行けない夢。もう8時を過ぎたのに家から出発できない。今日は水曜日で体育があったはずなのに運動着も持ってない。 やっと歩き出したら身体が重くて地面についた足も滑って、進むどころか後退しないので精一杯に感じる。囲いもない工事現場の近くの道で、同級生の男子生徒4人が私を追い越して行く。剣道の授業なのか袋に入った長いものをそれぞれが持っている。私を認めて声をかけてきたが、ストライドが違うのかどんどん遅れていくのは顧みてもくれない。
【思ったこと】3)のBの吹き出物が出た顔は、現実のBさんではなく、不仲になった友人の象徴に思われる。 4)の夢は、睡眠不足で疲労が溜まっているときによく見る。そのままの意味であろう。 1)2)の蝶はわからない。
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