女の世紀を旅する
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2010年05月22日(土) |
5月21日相場.日経平均1万円を大きく割り込む |
5月21日の相場.日経平均1万円を大きく割り込む、
09年12月以来の安値
◎日経平均 9784.54(−245.77)▼2.45% ◎TOPIX 879.69(− 18.46)▼2.06%
◎売買高概算 25億9979万株 ◎売買代金概算 1兆8955億円 ◎時価総額 296兆7688億円
◎値上り銘柄数 82 ◎(年初来)新高値 1 ◎値下り銘柄数 1555 ◎(年初来)新安値 390 ◎変わらず 36
◎騰落レシオ(25日)68.6%
◎サイコロ(日経平均)3勝9敗 ●●○●●○●●○●●● 25.0%
◎カイリ率(日経平均)25日線比−8.67% 75日線比−7.83% ◎為替 (対ドル) 90.21 (対ユーロ)113.23
◎出来高上位 1.みずほ <8411> 160円(− 2円)144,392千株 2.三菱UFJ<8306> 444円(− 5円)112,766千株 3.日立 <6501> 366円(− 4円) 98,737千株 4.東芝 <6502> 467円(− 2円) 67,690千株 5.いすゞ自 <7202> 279円(− 6円) 56,424千株
◎売買代金上位 (円) 1.三菱UFJ<8306> 444円(− 5円) 49,894百万 2.三井住友 <8316> 2700円(+ 8円) 46,434百万 3.トヨタ自 <7203> 3355円(− 65円) 45,377百万 4.ソニー <6758> 2884円(+ 18円) 43,957百万 5.ホンダ <7267> 2823円(− 73円) 36,171百万
◆相場概況
21日後場の日経平均株価は前日比245円77銭安の9784円54銭と3日 続落。2月9日の年初来安値9932円90銭を下回り、09年12月2月以来の 9800円割れとなった。今回のギリシア財政危機に発した世界同時株安で為替 の変動に注意がいる。ユーロ(現在1ユーロ=113.23円)の下げ渋りに日 経平均も一時は下げ止まったかにみえたが、先物への断続的な売りに押され、安 値圏へ押し返された。日銀金融政策決定会合で、政策金利の現状維持が決まったが、 市場の反応は限定的だった。
外国証券の寄付前の注文状況・・・売り1440万株 買い1020万株
本日の東京マーケットは日経平均株価が大幅安、前日比245円(2.4%) 安の9784円で取引終了。
昨晩のNYダウが376ドル安と今年最大の下げ幅となり、為替が一時1ド ル=89.00円と90円を割り込む円高進行となったこと、米上院が金融規 制改革法案を可決し、市場に流入するマネーが縮小するとの懸念が高まったこ と、信用取引での追証が発生し、投げ売りを余儀なくされていること、北朝鮮 情勢の緊迫化を受けて地政学リスクが高まっていること・・・等々を嫌気し、 朝方から売りが先行。9:50には一時下げ幅が330円を超える場面があり ました。ただ、売り一巡後は売り買い交錯となり、9700円〜9800円の レンジ内でもみ合う展開となっています。売買代金は概算1兆8955億円、 上海総合株価指数は27ポイント(1.0%)高の2583。尚、70%で「 売られ過ぎ」を示す騰落レシオは本日68%となっています。 業種別では、33業種全て下落の中、特に保険、倉庫、石油の下げが目立つ。
●今後の予測
2009年11月27日に付けた9081円52銭を下回る可能性も高いなど先行きが非常に読みにくい。一般的に実体経済の半年先を行くと言われる株価が、いまは1年先を織り込んでいるような格好で、投資家の警戒感の根強さがうかがえると指摘している。
日経平均は4月5日の高値(1万1408円)から21日の安値(9784円)まで約1670円、率にして13%強の下落となり、チャートは大きく崩れた形になっている。
日興コーディアル証券国際市場分析部のチーフテクニカルアナリスト吉野豊氏は、終値で重要な下値ポイントとなる1万0050円(09年10月高値から11月安値までの下げ幅1281円を4月高値から同値幅下げた計算値)を下回ったことで、4月高値での天井打ちが確定的だとみている。「目先はもう一段の下落が予想される。これほど下げが拡大してしまうと、短期のリバウンドはあっても高値更新は難しくなる。
6―7月にかけて二番天井を形成し、その後10―11月に底値を探る公算が大きい」と分析している。
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