女の世紀を旅する
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2003年07月03日(木) |
《 賢人たちの箴言 1 》 |
《 賢人たちの箴言1 》
2003.7.3
●怒りっぽい人は他人を罰するよりも、むしろ自分を罰する方が多いものである。 (新島襄)
☆自分に厳しく、自分の過ちが許せない人は、同じように他人の過ちも責め、厳しく批判してしまう場合があります。
●誰のためであれ、人生の重荷を軽くしてあげる人であれば、その人は無用の人ではない。 (ディケンズ(作家))
☆人の苦しみを少しでも取り除いてあげられる人なら、どんな人でも、価値のある人だといえます。
●人間の教養とは野生を失うことではなく、野生を洗練させることである。 (岡部伊都子)
☆性格の粗雑な部分を切り捨てるのではなく、教養や経験などで磨きあげることによって、個性は光り出してきます。
●幸いなるかな、天の流転に従いて静かに流転する人々。(モンテーニュ)
☆人生の自然な流れに逆らわず、静かに受け入れていくことは最上の生き方です。
●悪い想像はどんな強気の人をも及び腰にし、良い想像はどんな弱きの人をも積極的にします。 (マーフィー)
☆だれでも希望を持てば力が湧き、悲観すると力を失います。
●大きく考えよ。大きく考えれば、あなたはきっと大きな体験をするでしょう。(マーフィー)
☆自分の限界は、自分で決めてしまっている場合が多いものです。もっと大きく考えれば、それだけ大きな体験ができるでしょう。
●一人の人間には、その運命と人生を決するような時が生涯一度や二度は必ずあるものであり、それを乗り切った瞬間、彼の未来は全面的に変わるものだ。 (マーフィー)
☆一番苦しい時は、一番のがんばりどころです。それを乗り切ることができたら、未来は大きく開けてくるでしょう。
●人は喧嘩する時、双方とも悪いと感じている。 (ゲーテ)
☆双方ともに悪いところがなければ喧嘩になりません。相手を責めている時でも、少しの後ろめたさや罪悪感はあるものです。
●自分は、人生はむつかしく解釈するから、分からなくなるのだと思う。 (武者小路実篤(作家))
☆起こることを、ありのままに見つめれば、人生は単純です。けれど、分析して、難しく考えていくと、非常に複雑なものになります。
●笑いに勝る攻撃はない。 (マーク=トゥエイン(作家))
☆問題が起きたら、笑顔で応戦しましょう。笑いにかなうものはありません。
●子供に愚かだと信じさせると、一層愚かな行いをする。 (ジョン=ホルト(歌手))
☆人は自分が愚かだと信じた時、本当に愚かになります。短所よりも長所に目をむけることが大切です。
●多く笑う者は幸福にして、多く泣くものは不幸である。 (ショーペンハウエル)
☆幸せの基準は単純で、よく笑い、楽しむことができる人ほど幸福なのかもしれません。
●今から一年もたてば私の現在の悩みなどおよそ下らないものに見えることだろう。 (サミュエル=ジョンソン)
☆1年もたてば、大抵の悩みは解決しています。どんなことでもあまり深刻に悩まない方が得です。
●人間の知性は、新しいことに目覚めて広がり始めると、元の大きさには戻らない。 (オリヴァー=ウェンデル=ホームズ(作家))
☆興味のある新しい分野に目を向けてみましょう。自分の世界が、今までの限界を超えてどんどん広がっていくでしょう。
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