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■新しい場所■
今日 いきなり知らない場所に入れられました。 雪は そんなつもり 全くなくて とても 怖かったです。
けど 知ってる 雪に良かれと思ってやったことだって
雪は人混みが好きです。 雪の知らない人が作る人混み 雪を必要としない人混み 雪を放置する人混み
けれど 例外もあります。 雪を知ろうとする人混みは 雪にとって恐怖でしかないのです。
新しい環境は怖い
みんなは互いに知り合いで お友達で 1人1人が 1人1人を知っている そんな環境は とても怖い
別に雪に危害を加えようなんてしない そんなの 最初っからわかってる
なんの悪意もない ただ 新たに加わったメンバーを ただ 純粋に知ろうとする あの人々が怖い
きっと 最初の時期を過ぎてしまえば 雪の存在なんて 目立たなくなってしまう わかってる
けど それまで 「新しい」っていう特出した存在 それに 雪は耐えられない
「空気のような存在」 いても いなくても その集団にはなんの変化も無い
もしかしたら そんな存在は とても空しいのかも知れない
「世の中には必要な人間と不必要な人間が居る」 そんなのは嘘で 世の中なんて 人を必要としていなくて 人を必要とするのは 人の集団で
透明な存在
人なんて何処かに属していなければ 生きていけないんだ
だからといって 集団の中で 「その他大勢」で居られない瞬間は
恐怖と不安しか運ばない
こんな事を言っていたら 夏にあの場所に行ったところで 雪は 引きこもるしかできないでしょうね
だれも 雪を知らないならば 貴方だけが雪を知っていて 貴方の隣の空間に雪が足されたのだとしたら それだけで良い それだけが良い
「なにかの付属品」 ストラップや そんなもの 在ってもなくても 大して変わらない それぐらいの 目立たない存在でいたい
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