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■どぉして・・・■
今更だけど 気づいたみたい
自分が欲しいと思うもの
たぶん ずっと知っていて ただ 怖かったんだと思う
望むモノは少ないけれど いつも 望んでも無駄なモノなんだ
雪は「ホルン」という楽器が好きだったんじゃない 「ホルン」という楽器を持って あの空間に居れること それが 雪の望むもので 「ホルン」はただの媒体で
それに気が付いてしまったから
新しい環境が まだ雪にとって 心地よい場所にはなれないから
そんな 言い訳はいらなくて
だからきっと あの場所に 「ホルン」を 雪が欲しい「ホルン」を 見いだすことはとても出来ないんだ
たぶん 頭でわかる前から 無意識がそぉいっていたんだろぉ
だから あの人と約束を交わしたくなかったんだ そんな気がする
雪は やっぱり いろんな面がある 全てを見せていても やっぱり 見せ切れていないんだ
雪が思うこと それを あの人に言ったら すごく嫌な顔をする 悲しそうにきっと怒る
けど 雪がそれを言わないのは あの人といればそんな考えは ほとんど頭をかすめないから
暖かだから
たぶん あの人が雪にまっすぐに ただ まっすぐに誠実だから まっすぐに 大切だと思ってくれるから
たぶん 雪はあの人に こんなに破滅的な考えを持つ雪を 笑い飛ばして欲しいんだと思う
ただ 「ばかだなぁ」程度に 笑って・・・・?
どぅして 雪は あの人を心配させるばかりなのだろう?
雪が望むモノは たぶん きっと あまりにちっぽけで 自分勝手なモノだからなのかも知れない
雪は全てに投げやりなんだ
それが わかってほしいわけでもなくて
ただ そうなんだ と思っていてはくれないだろうか
あの人の望む雪は どんな雪なんだろう?
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