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2007年12月09日(日) 困惑のミルフィーユ

サクサクのパイ生地と、カスタードクリィム。まばゆい苺。
ミルフィーユという食べ物は、キラキラしてて思わずケーキを食べにいくと頼みたくなるけど頼めない厄介なシロモノ。

よくマナー本に、『パタッと向こうに倒して、ナイフを垂直にあてて切りましょう』とあるけれど上手くいった試しがない。

それなのに。

人が頼むと、意地悪く食べ終わるまで見てしまうシロモノなのに。

なんでこんなに魅惑的なんだろう?



会社の同僚と、御影高杉の本店でしか味わえないミルフィーユを食べることになった。
注文を受けてから作られるそれは、パイにクリィム、苺が無造作に重ねられていて、例のお上品な食べ方すらできない状態。
苦笑いしつつ、そして密かにお互いの出方を見つつナイフとフォークでお皿をぐちゃぐちゃにしながら食べた。

もともとカスタードクリィムに目がないので、
食べている間に、パイがしんなりしてくるのも気にならない。

ただ、この同僚とは、前にもアンプレッションとガウハーティのワッフル食べ歩きをした仲なので、もう一軒くらい行くのかと思いきやここで断念。
お昼ごはんに食べた王子公園のぶたまんやのぶたまんが響いたか、無念。

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