コーヒー飲みすぎ。
ハイでもない、ローでもない。 まぁ、どっちかっていうと、ロー寄り。 ハナちゃんから、ちょっとお茶でも、っていう誘いがあって、 なんとなーく遠回しに断っていたつもりだったけど、 結局、時間と場所を決めて、電話を切った。
煙草の煙と、コーヒー。 ゆるくてぬるいファミレスの客と、漂う虚無感。 明らかに浮いているあたし達。
ハナちゃんが「タイミング」をつかまえた。 そうだね、「今」しかないよ、きっと。 春の気配が消える頃には、もうここにはいないだろう。
彼女がここからいなくなることを想像してみた。 ちょっとだけあたしは楽になるかもしれない。 ちょっとだけ。 だけど、いい意味で異議を唱えてくれる人がいなくなるのは、 ナマケモノのあたしにとっては、大きな損失かも。
頭ではわかってることが多すぎる。 だからこそもどかしいの。 このままでいいなんて思ってないよ・・・。
|