あたしには忘れられない人がいる。 その人には、もう絶対会えなくって、 これ以上思い出が増えることも、もう、ない。
今でも、その人の言葉は、あたしの真ん中に居座って、 その存在感は圧倒的で、あったかい。 でも、時々、こんなのみじめなだけだって思ってしまう。 どんなにあたしが想っても、もう届かないし伝わらない。 いない人間に頼って、どうにかしてもらおうだなんて。。。 あたしは求めてばかり。 答えなんて、もう返ってくるはずないのに、 それでもやっぱりどこかで待ってる自分がいて、 そんな自分はとっても弱いし、なんていうか、哀れだ。
でも今日、友達が言ってくれた。 タヨリニシテルモノガアルッテコトハイイコトダヨ 何気ないけれど、とても、とても温度があって、じーんときた。
何がよくて、何が悪くて、どうすればいいかはまだわからない。 けど、あたしの心にあるものは、彼が生きてた証だから、 それはやっぱり大事にしたい。
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