minimum maximum
ねこのひげは、バランスよく。

2002年02月13日(水)

ゆうべ、日記も書き終わって、ゆるゆると夜を過ごしてたときでした。
「今日泊めてくれ」って響からの電話。
響のワガママぶり、態度のデカサは出会ったころからで、
それに対して一度も腹を立てたことはない、とは言えません。
思い出すと自分でも笑うほど、本気でキレてしまったことだって、ある。
けれど、大抵のことは許してきてる。
嫌われたくないから?いやー、そういうわけでもない。
むしろ、嫌ってくれ!!って言ったこともある(笑)。
それなのになぜ?
単純に、「認めている」からだろうなーと思う。
単純に、「気が合う」ってやつなんだろうと思う。
そんな関係がとてもうれしい。

「彼女には泊まってることとか話してるの?」って、
あと少しで聞きそうになってしまった。
だけど、0.1秒後に、そんな質問はくだらないって思った。

気持ちよさそうにグースカ寝ている響を横目に見つつ、早番に出発。
今日は一人で開店準備をしなければならなかったので、
「何事も起こりませんように!」って、祈って、祈って、祈ったはずなのに・・・。
昨日の精算の時点からレジの異常が出ていたみたいで、マニュアル通りに進まない!
店長に電話して、本社に電話して、説明書を読みまくって、
何とか一段落・・・と、今度はプリントの機械にエラーの文字。
開店時間は迫ってくるし出社時間になっても店長は来ないし、
今日ほど「脱走」っていう文字が頭にチラついた日はなかった。
これって厄日??
一人で店番するのが当たり前になってくるし、
大抵のトラブルに対応できるようになっておかないとなぁ。

それでも、日々進歩がないわけでもなく、
お客様に対してとか、現像・プリントに関しては、かなり余裕を持てるようになった。
お客様と接する時間は、ほんのわずかなものだけど、
だからこそ、いい印象を持ってもらいたい。
向こうの笑顔を見たときは、あたしもうれしい。

響のおつかいにショッパーズへ向かう。
アロマショップのお姉さんに「高校生?」と言われてしまった。
いくらなんでもそりゃないよ、情けないー。
目的のものは見つからず、結局無駄足、そそくさと帰宅。
響を見送って、一息ついたら、怒濤の睡魔が襲ってきて、
気がついたら夜の8時になってた。
その間に、確かすみだくんから夜ごはんのお誘いが来たような来てないような。
おごってくれるとか何とか言っていたような。多分。
ちゃんと会話になってたかどうかは、記憶の彼方にいってしまった。
もったいないことをしてしまったカモ。

一昨日のメールの返事がはなちゃんから届いた。

   ワタシが ヒロちゃんと ともだちでいられるのも
   ヒロちゃんが ヒロちゃんだからだと思うワ。

ちょっとぐっときた。
『なんていうか、人間の「性質」って、やっかいですね』
という、なるべく体温を込めて、言葉を選んで発したものが、
きちんと届いたんだなぁと、安心した。
すみだくんとの距離、はなちゃんとの距離は、まだまだ手探り状態ではあるけれど。

お風呂にも入って、さて今日もモトギタイム、と思っていたら、はなちゃんから電話。
いい匂いのする大人の存在に、あたしたちはとても飢えてる。
特にはなちゃんは。
人が人に見切りをつけるときって、ホントにあっという間だし、
底が見えてしまった時点で、一気に冷めてしまうんだろう。
そうはなりたくないと、あたしたちは必死にもがく。

風向きは、待ってても変わらないってことに、とっくに気付いているだけに、もどかしい。



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