更新とつぶやき
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2004年02月27日(金) 私の半分は


『ときめきトゥナイト』(蘭世篇)でできているといっても過言ではないのですが。
あのね、今日ね、久々にブクオフ行ってですね、ふらふら探していたのです。なんか読むマンガを。
そしたら『ときめきミッドナイト』一巻がありまして。
いや、これ知ってたし所々読んではいたの。「クッキーBOX」で連載してるじゃん?たまに妹が買ってくるからさ。
そんで、ほえー、セルフカバー、っていうか、セルフパロディって…アンタそれを原作者がやっちゃったらさー、オタクの出番がねーだろが、とわりと斜に見てたのですよ。
でもねえ、ついうっかり買っちゃって。読んじゃって。

閉店間際の書店まで、2巻を買いに車を飛ばしてしまいました。
ついでにいうとそこではなんかときめきミッドナイトが一二巻とも綺麗に抜かれた後で、私は向かいにある古本屋へと走り、無事二巻を買うことができたのでした。めでたしめでたし。

なにこのフットワークの軽さ。

すいません、やっぱり私の半分がこのノリを求めていたみたいー…
面白いっていうか、ものっすっごーく、私の感性にぴったりフィット。そうだよこのノリなんだよもう何十回読んだと思ってんだよ…骨の髄にまでしみこんでるっつの、このノリが。

あー、おのれのルーツを見た思いでした。
惜しむらくは、絵柄が変わっちゃってて…昔の、蘭世篇後半の絵柄がとても好きだった私としては、ちょっと切ない。あのころの絵は、本当にイラストだけいつまででも眺めていられるくらい好きだった。カラー全部再現した愛蔵版出してくれよ、スラダンみたいに。
イラスト集って出てなかったよねえ?

そしてついでに、気になってた中山可穂さんの新刊『弱法師』を購入。
能を題材に採った本ということで、まず表紙が能の面、そして最初の話の冒頭。これでちょっとがっちり心を持っていかれてしまいました。
ひさびさに、冒頭で惹かれる本に会った。
冒頭といえば、こないだ何かで見た筒井康隆さんの小説の冒頭も、うまいなあ、と思った。ちらっと見ただけで、どんなタイトルで本だったか雑誌だったか忘れたけれど。

ああでも持ち帰った仕事がー!!私の忙しい頭と心はそれどころではないんですけれども!


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