更新とつぶやき
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2004年02月01日(日) 目が開かん


早起きして大阪までいってきました。
アイシーオンリーイベントだったんですが、参加者さんも少なめ一般も少なめ、な小ぢんまりイベントで、でもまあそれはそれでまったりしててよかったかもしれない。
コスプレにはまるで興味のない私なんですが、美しいルイ様のコスプレイヤーさんにトキメキました。
そんな感じ。

そのあと早めに店じまいして、大槻能楽堂へ行って能を見てまいりました。
「能の魅力を探るシリーズ」と銘打って、井沢元彦さんのお話のあと、復曲能「松山天狗」をみる、という。
あたしゃてっきり今日「朝長」も見られるんだとばっかり思ってましたが。
まあでも、睡眠不足だし疲れてるし、一番だけでよかったのかも。井沢さんのお話は共感するところも多くて面白かったんですが、後半寝ちゃってた…
そして始まった「松山天狗」。
崇徳院が香川の松山(愛媛ではない。よくある地名だったそうです〉に流され憤死し、そこに御陵を作ってあったんですが、そこを西行法師が訪れ、という話。
前半やっぱり眠くて…ううう。
寝たり起きたりって感じ。周りの席の埋まりようも、それほどではなかったんですが、やはり正面はねー、ぎっしりだった。
んで、間狂言くらいでやっと目がばっちり覚めたんですが〈あんたいっつもそんな感じやな〉、後半、崇徳院の霊が待ってるうちに思い出し怒りで切れてしまうんですが、そこんところがめちゃくちゃ良かった。迫力があって。
そのあと天狗たちがその霊を鎮めに出てくるんですが、その舞もかっこよかった。背筋が伸びるような。
今回謡があまり好みではなかった気がしたのですが、その分囃しと舞の迫力はすごかったよ〜。

帰りにバスを待つ間、紀伊国屋に。
大学時代から気になりつつ、しかしもうかなり巻数でてるし結構高いし、と手にするのをためらっていた『バッテリー』が文庫になっていたのでやっと購入。

感想:ホモって言うやつがホモだ!以上!

というのは冗談ですが、本当にすごく面白いなあ。
痛快!とかいうのでもないんですが、その行き場の無い天才が、色々もまれてるさまがね。実にいいね。後半のおかあちゃんのセリフに、大きくうなづいた。そうよね〜そうだよね〜!

巧は思いっきり受だよなあ…青波はかわいいね。うふ。
しかし見事に女の子が出てこない(笑)
図書館で続き借りようかなあ。
久々に現代が舞台の小説読んだ気がする。ここんところ、江戸時代とか陰陽師ばっかりとか、小説ではないものしか読んでなかったから。
本当は以前買って読んでる氏家幹人さんの『江戸の性風俗』か『武士道とエロス』を持っていこうと思ってたんですが、寝ぼけてて忘れた…
どちらも非常に面白いです。知りたくもないことも知れちゃうけれどね(笑)


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