なぜ - 2003年06月06日(金) 何故 あんなことが出来たのだろう? いま 考えると 自分で自分が理解できない。 たぶん 理由があるとしたら それは (職業人としての)本能 だったのかもしれない。 あれはもう何年まえになるのだろうか。 夜間 会社から緊急呼びだしコール が あった。 それじたいはいつものことなのだが 折り返し電話を入れると交換手が 新館へは繋げない という。 電話が繋げないなんて有りえるはずは無く とりあえず なにかとんでもなく大変なこと が起きているのでは? と不安になり夜中に車を飛ばして会社へ向かった。 会社に近づくに連れて周囲は騒然としており なにやらきな臭い匂いがして 尋常ならざることが起こっているのだと感じられた。 新館近くの駐車場への道は既に封鎖されていて入れない。 仕方がないので会社近くで車を乗り捨て<路上駐車(汗) 徒歩で本館側から新館への侵入を試みた。 きな臭い匂いも騒然とした様子も尋常ならざる有り様で 新館連絡通路の途中もすでに消防隊員が封鎖しようと。 うっかり声をかけたら止められる。 そう瞬時に判断して黙って脇を駆け抜けた。 階上に向かう非常階段は ひとヒト人と人の波。 そしてきな臭い黒煙がもくもくと渦巻いている。 消防隊員と職員の罵声と怒声が入り乱れている。 此のまま黙って退避しろっ の声と そんな馬鹿なまねができるかっ の声と。 その脇をそっとすり抜けて階上に向かう。 非常電源も落ちているのだろう階段は真っ暗だ。 夜間であり外も真っ暗(いや炎でほんのり明るかったか) 手すりにつかまり階段を駆け上がる。上へ上へ。 両手が塞がった不自然な態勢の同僚や先輩、後輩とすれ違う。 まだ上に 残っている 手が足りない と口々にいう。 7階まで駆け上がると。。。 真っ暗なエレベーターホールに歩けない動けない人々が 1箇所に集まっていた。 ヒトひとりを背負うのは重いというかひとりでは背負えない。 担架も非常懐中電灯も足りない。ぜんぜん足りてない。 此のまま此処で一緒に燃え崩れるのか。。。なんて 実は全然頭に浮かびもしなかった。 どうやったら降ろせるか全員避難させるかとかそればっかり。 結局無事消火されたけど。。。。。 今でも語り継がれるのは 二次災害を恐れて止めにはいった消防隊員達と 声高に言い争い誰もが殺気立っていたあの状況下で 「どーでもいいから早く行きましょうよ」 とか云ってその争いをあっさり無視した自分の言葉。 あの燃え盛る?火の中を黒煙が渦巻く中を 何の恐怖も感じずに本能のままに駆け上がり (本能と言い切るには余りにも勇ましいというか 無茶苦茶というか・汗汗) 揚げ句に此の言葉 で(^^ゞ なぜそーいうことができたのかはいまもってわからない けど。 つーか久しぶりにあの時あの場所に居合わせたヒトと 今日偶々会いましてちょっと思い出してしまいましたとさ。 ...
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