徒然草日記...至都

 

 

責任と資質 - 2002年02月02日(土)

人間の評価は有事の時の行動と責任の取り方で決まると思う。

近年世界の中の島国日本においても有事が多く起こっている。
国内では旧くは日航機墜落事故、最近では淡路阪神大震災。
前者は明らかな人災であり、後者は予測できない天災である点は違うが。

人災が起こった時責任者がどう行動するかで
此の場合その「会社」の社会的評価が決まってしまう。
あれ以来日航機を使用しない、というヒトもいると聞く。
詳細は知らないが適切な対応が取られなかったのであろうと推測される。

天災の場合には此れは予測できず避けられないものなので
よりそのヒトの持っている資質が問われる形になる。
震災時の時の首相は旧社会党の村山さんであった。
人の好い温厚な雰囲気を醸し出しかつ野党から選出された首相であったが
其の良さを良い意味で発揮することができず
日本人の優柔不断さというか決断力の無さや求心力の無さを
世界的に露呈してしまった。

さて最近の日本の政治家はどうであろうか?
社会的な責任を全うしているとは到底思えないのだが。
年月も経験も活かせないようで残念である。








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