R女王様の秘密のお部屋...Dr.R

 

 

消内最後の日 - 2004年05月31日(月)

早いもので5月も本日で終わり。
GW明けからお世話になった消化器内科ともお別れです。
※勤務先では、内科は一ヶ月ごとのローテーションなので。

『レイナ先生、次どこ行くの?』
『神経内科なんですよ〜。慌ただしいですよね』
『ホンマやなぁ。せっかく慣れてきた所でなぁ…』
『何か勿体ない気がして…』
『でもルートは確実にとれるようになったし、オーダリングシステムも使えるし、患者さんとも上手にやれてたし、最初の一ヶ月としては充分だよ』
『時間の空きがあったらいつでも見学においで。エコーなんかはどの科に行っても要るしな』

ここ数日こんな感じの会話が多くなっていました。

いつものように朝の点滴をして、検査の見学・介助をして、患者さんに会って、カルテやサマリー・中間サマリーを書いて。午後〜夕刻の検査の後、カンファに出て、日曜日の大変だった症例を解説して貰って。卒業試験だ!と(後から思えば)簡単なCTの読影をしてごらん、と言われたけれど、読めずに凹んだり。(あぁ…アホだなぁ私…5年生でも余裕で読めそうな奴だった…)

まあ、要するにいつもの一日だったわけですが。

カンファ終了の時、部長先生&オーベンH先生から
『じゃ、先生、挨拶をひとこと』

言われて、立ち上がった瞬間。

涙腺の堤防決壊。


一介のローテーターに過ぎないひよっこを暖かく迎え入れて貰えたこと、忙しい中、沢山の指導をしてくださったこと、心から感謝してもし足りない位でした。一抹の寂しさもあって、ぽろぽろ泣きながら挨拶をしました。

オーベンH先生、びっくりしてました(笑)

すいません。そりゃヒきますね。つーかカンファで泣くなよ、私…。
しかも神経内科に移っても、病棟一部一緒だよ…。アホだよ…。
しかもいつの間にか宴会要員にされちゃってたよ…何ですかソレ…。



今日読めなかったCTの所見と、大変だった症例のことと、『困ったらいつでも相談においで』の言葉と、ご馳走になった出前のチャーシューメンの味は、ずっと忘れないでしょう。日記からもこっそりお礼申し上げます。



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