出勤フォビア - 2004年05月05日(水) やっとの事で、新居に全ての家具が届き、今日は半日がかりでドライバーや木工ボンドと格闘していました。あぁ〜...右手のひらイタイ... んで、書籍類やその他の荷物、家電類を段ボール箱の中からほぼ全部移し替え、 部屋はかなーり、すっきりしました。 したんですが、やっぱりどこか殺風景なんです…。家具自体のデザインは悪くないのに…。 何がいけないか考えてみると、本棚な気がします。。。 だって本棚が可愛くてもぎっしり詰まった本の背表紙が 日本人体解剖学 標準法医学・医事法制 現代臨床精神医学 …これじゃあなぁ。。。 しかも結局また実家に戻って来ちゃって、何やってんだか。ま、いいですけど… さて。明日はいよいよ初出勤。消化器内科に1ヶ月間の派遣です。 ※私の勤務先には5つの内科があり、1ヶ月ずつ全科をまわることになっているのです…。 何だか慌ただしい。それって研修としてどうなんだ… オリエンテーション時に写真入りで作ってもらった名札には 「医師」と職種が記されているのですが。 …ん…?…いし?石??縊死??? うわぁああああぁああ。私、医者だったんだっけか!? ぶっちゃけ、↑こんな調子です。我ながら情けない…ほんとに情けない…。 資格は持っているものの、OSCE(※注1)・クリニカルクラークシップ(※注2)といった先進的・実践的臨床教育を受けているものの、 全 く 何 も 出 来 る 気 が し な い です。 って言うか、実際に何も出来ないでしょうね。ほぼ間違いなく。。。 《注釈》 注1→Objective Structured Clinical Examination。直訳すると、客観的臨床能力試験。要するに、医師・医学生の臨床の能力を客観的に評価する試験みたいなものです。模擬患者さんから体の具合を聞き出したり診察したり。今後医師国家試験に組み入れられていくというお話もあります。 注2→これまでの見学主体だった『ポリクリ』に代わる臨床実習の形態です。学生も主治医団の一員となって積極的に診断治療フォローに参加します。注射や挿管といった少し侵襲的な手技も結構させてもらえるし、患者さんも受け持ちます。ちなみに私の最高記録は6年生時某内科での7人。指導医から『彼女が主治医なんで』と患者さんに紹介され、泣きそうでした。 しかし寧ろ、資格を持ってしまったがために責任は増大するのです。 一応 とんでもない誤診や誤判断をしちゃったらどうしよう。 患者さんにとてつもなく不快な思いをさせてしまったらどうしよう。 私がしたことのために誰か死んじゃったらどうしよう。 考え出すと怖くて怖くて仕方ありません。 女王様体質はどこへやら。緊張のあまり、弱気になっている私。 ...
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